とちぎの「おいしい」

とちぎの食を紹介します。とちぎの食産物や伝統食などアレンジも加えて自由な感覚で紹介していきます。

とちぎの「おいしい」 第163話  生きくらげの天ぷら

2015-03-07 11:13:50 | 郷土料理・お手軽料理

きょうは早春らしい天ぷらを。

菜の花と春先葱、生きくらげの天ぷらを作ってみました。

冷蔵庫にたまたまあったハムなども天ぷらにするのが私流。

生きくらげとの出会いはめったにないので、見かけるとつい買ってしまいます。

衣は小麦粉をさっと水で8割程度溶いただけのあっさり天ぷらです。きくらげは鉄分が豊富でゼラチン質や膠質がお肌にいいとか!

実際に生えているところを見ると、きくらげ=「木耳」に納得です。

 


とちぎの「おいしい」 第56話  干し柿

2013-01-30 19:32:46 | 郷土料理・お手軽料理
きょうは友人の早苗さんが作った干し柿をいただきました。庭に柿の木があるのです。黒柿も去年は数個とれたそうです。珍しいですよね黒柿。渋柿を一皮むいて風通しの良いところに干しておくと干し柿の出来上がりです。
あんぽ柿とか半干しの甘い柿もでまわっています。
干し柿は昔から美肌効果があると聞いています。ビタミンCでしょうか。

干し柿も写真のようになると、ちょっとしたオブジェの如く(笑)

干し柿をそのまま食べるのは普通ですが、種を取って細切りにして白和えに入れたり、チャーハンに混ぜたり、いろいろ使えますのでお試しください。おいしかったのはキュウリの浅漬けをぶつ切りにしてそれと混ぜ合わせたものです。

とちぎの「おいしい」 第55話  具駄煮「〆うどん」

2013-01-29 16:26:24 | 郷土料理・お手軽料理
きょうは宇都宮市内の岡島製麺所で作られているその名も「〆うどん」という幅広厚めのうどんの〆をご紹介します。
鍋後の〆にはちょっとボリュームがあり、これだけでも相当お腹いっぱいになります。スーパーで1袋(450g)2人前として売っています。が、実際には1人で1袋イケます。

小麦粉を日光連山の伏流水で練り上げ、1晩熟成し、生地を縦横へ延ばしながら包丁で切り出した麺ということです。幅2.5㎝、厚さは1mm以上あるかもしれません。うどんをすするというより(上品にはすすれません)、ボリュームのある餅々和風パスタを口に入れる感覚でしょうか。この麺を焼きうどんにすると味わったことがないくらいにアタラシイ食感です。

作り方
水炊きした鍋の残りを更に具駄煮し(ぐだ煮というのはヂモティな方々がよく使う表現ですが)、そこへ薄口しょうゆと酒とみりんを少々入れ、この「〆うどん」を入れて7分ほど煮込みます。
きょうは、器に盛ったあとに、JA那須の「那須のこねぎ」を小口切りにしたものをたくさんかけていただきました。
ねぎの辛み甘みが更におうどんをおいしくしてくれました。


とちぎの「おいしい」 第52話  コケッコーラ DE チキン

2013-01-25 14:32:37 | 郷土料理・お手軽料理
きょうは鶏のムネ肉を「コーラ」と「栃木まがりネギ」で煮詰めたさっぱりした一皿を紹介します。
曲がっていて、甘いのが特徴のネギです。「日里(にっさと)ネギ」という特産ネギも甘いです。


材料(1人分)
鶏ムネ肉1枚
まがりネギ5本
コカコーラ500ml(ペプシでも意義なし)

作り方
鍋にムネ肉を入れ(切らないで)後は、ネギをとにかく3cmくらいにザク切りして入れます。5本はすごい量です。
そこにコーラを500ml、水50ccを注いでしまいます。
あとはフタをちょっとずらして乗せてひたすら弱火で煮ていきます。
30分もすればおおよそコーラのカサが減っています。
その時、不思議なことにもうコーラの色はありません。半透明です。

ネギがしんなり茹であがり、竹串でお肉をさして、すんなり通ったら出来上がりです。
きょうは、炒りゴマと練り~カラシと醤油少々でタレをかけました。
タレはお好みで。

肉の味はほんのり甘いです。ネギの臭みは無いです。

鍋の中ですっかり冷ましてからお肉は切ってください。でないと崩れてしまいます。この時出る煮汁はとてもコクウマです。他の料理の隠し味に使えます。煮えたネギのおいしいこと!ホウレンソウでも付け合わせでどうぞ。

調味料はコーラ以外に使っていません。この鶏肉料理・コケッコーラは簡単なのでぜひお試しください。