とちぎの「おいしい」

とちぎの食を紹介します。とちぎの食産物や伝統食などアレンジも加えて自由な感覚で紹介していきます。

とちぎの「おいしい」 第140話  味噌むすび

2013-05-16 09:36:08 | 栃木の郷土食

素朴なおむすびですが、昔から「味噌にぎり」「味噌むすび」などと言って八つ刻(時)、午後2時から4時頃の間に食べる小腹を満たす代表的な江戸の香りさえ感じるものです。

先日、友人から鹿児島の麦味噌をいただきました。とても珍しいものですが、懐かしい香りです。おみをつけに使うとやや薄めの仕上がりでヘルシーな感じです。

さっそくおむすびに乗せて、トースターで数分焼いていただきました。鹿児島ですからやはり「桜島」御岳を形どってみました。

私も味噌を作りますが、今度、麦味噌にも初トライしてみようと思います。


とちぎの「おいしい」 第139話  日光蕎麦のサラダソバ

2013-05-14 12:27:13 | 栃木の郷土食

きょうは暑い日にいい感じの蕎麦をサラダに仕立てて食べる一品をご紹介します。

使ったのは日光産蕎麦粉を使った「日光蕎麦なま・二人前」240g入り298円。宇都宮市内のスーパーでも売っています。

蕎麦の打ち粉も栃木県産使用。政木屋製です。

 

茹で方は大き目の鍋でたっぷりのお湯で2分ほど麺をゆでましたら、素早く冷水で水洗いして麺を引き締めます。

あとはレタスや鶏肉、グレープフルーツなどで蕎麦つゆをかけていただきます。

蕎麦がおいしい季節です。食べておきましょう。


とちぎの「おいしい」 第135話  油揚げの「お袋焼き」

2013-05-10 10:51:11 | 栃木の郷土食

きょうは大きな油揚げを使った「お袋焼き」をご紹介します。この油揚げは茨城県古河市の三和豆水庵というところのものです。菜種油100%、にがり使用、「おとうふ厚切り」という商品名です。古河は栃木の県堺ですから、ほとんど県内のイメージです。渡良瀬遊水地でも有名ですね。

さて「お袋焼き」は、その名の通り油揚げを袋状にして中に具を詰め込んだものです。 きょうはひじきご飯を詰めてみました。

油揚げを開く時には一度麺棒でぐりぐりとローラーすると離れやすいです。

そこに具材を入れていきます。

ひじきご飯にはちょっとお醤油を混ぜてあります。詰たら口を縛ります。後で焼くのでタコ糸は一度水でぬらしてください。

かんぴょうの煮たのがあればいうことなしです。

トースターで1000w片面4~5分ずつ焼けばできあがりです。焼くことによって油揚げが冷めた時にカチカチに固まってくれるのです。

袋を割って取り分けて食べるのもよし、恵方巻きみたいにして食べるもよし。

お弁当に、ホームパーティーにもどうぞ。

中に焼きそばやふかし芋など、パスタ、特にナポリタンで仕上げにケチャップが焼いた油揚げに意外に合うのです。いろいろ入れて「お楽しみ袋」にしても面白そうですわね!

 

 

 


とちぎの「おいしい」 第133話  スペアリブの梅干し煮

2013-05-06 19:46:17 | 栃木の郷土食
梅干しを煮ものに使いました。
どちらのお宅でも、市販の梅干しの賞味期限が切れていたり、自分で漬ける方もいつ漬けたのか謎になっている梅干しがあることでしょう。
そんな梅干しをたっぷり使って煮込む和風ボルシチのような「スペアリブの梅干し煮」を一度お試しください。

今回は春きゃべつを使いました。

材料 1人前
春きゃべつ4分~6分の1程度
スペアリブ2本
梅干し数個
塩&コショウ適宜
オレンジかレモンの皮ちょっと

作り方は簡単です。

まず、スペアリブに塩コショウし、鍋に油をひかず両面をさっと焼きつけます。
いったん肉を取り出し、水250mlを入れきゃべつを敷く感じで入れ、再度肉を入れ、梅干しとを入れてふたをしてひたすら中火で20~25分ほど煮ていきます。20分経過の時点でオレンジかレモンの皮をいれますと更にさわやかな風味になります。
きゃべつからも水分が出ますので、あまり水を入れすぎないことがポイントです。
鍋の大きさにもよりますが、煮ている時はたまにふたを取ってみてあげてくださいね。


梅干しの味がお好きな方は梅肉を細かくして煮込んでもよいと思います。
実際、数個入れてもさほどすっぱくありません。

もちろんふつうのお肉を使ってもいい感じですが、なぜか豚バラ鶏ももがよく合いますね。きっと肉の脂分を梅干しの成分が何かの影響をもたらすのでしょう。

いただく時に梅干しを崩しながらいただくと食がすすみますわ。







とちぎの「おいしい」 第131話  なまずの天ぷら

2013-05-04 16:53:46 | 栃木の郷土食
きょうは「なまずの天ぷら」をご紹介します。
栃木県内ではたまにナマズを調理して出しているお店を見かけます。
きょうの「なまずの天ぷら」は小山市の「川魚さかえ家」の逸品です。
きっと想像するより臭みはありません。
鶏肉の食感に似ています。
若い方々のデートで「きょうはなまずが食べたいね」という会話は無いかもしれませんが、、お酒の肴にはもってこいのお品です。

以前、宇都宮市上河内にもなまずの専門店があったのですが、残念なことに三年前にお蕎麦屋さんに変わってしまいました。
山盛りになってお皿に乗ったナマズの天ぷら定食は見事&美味でした。