宝島のチュー太郎

酒屋なのだが、迷バーテンダーでもある、
燗酒大好きオヤジの妄想的随想録

微吟

2020年05月01日 13時19分30秒 | いいものみ~っけ

 「微吟 」
いいタイトルだ。
囁くように歌う、もしくは、ビギンの響きは「黄昏のビギン」も連想させる。

きっかけは何だったろう?
多分、ラジコで流れた歌声(紅とんぼ)にスイッチが入ったんだと思う。
そこで、プライムミュージックを探すも、無い!んである。
ならばと宅配CDを取り寄せた。


メディア掲載レビューほか
いろいろな歌の形はあるが、歌の世界を語り、演じ、描く、それができるのがちあきなおみです。
今作はその意味合いの深い楽曲を集めたコンセプトアルバム。
1969 年のデビューから、ちょうど50年。
デビュー曲「雨に濡れた慕情」、レコード大賞受賞曲「喝采」、CMソングで人気を博した「黄昏のビギン」「星影の小径」、ちあきなおみしか歌えないと言われる歌芝居「ねえあんた」など、ちあきなおみの歌とじっくりと向き合える1枚。



 届いたCDを聴いて、「ど正解!」と手を打った。
ならばと調べてみると、これ、最新作なんですな。

「1992年9月の夫の郷鍈治との死別をきっかけに一切の芸能活動を休止し、引退同様の状態となった」
私は、その潔さを良しとする気持ちと、得難い歌唱力を惜しむ感情をない交ぜにさせる歌手だと思っている。


 私の記憶に一番残ってるシーンは・・・
確か中学二年の春先もしくは初秋。
社会の先生に「土居には古墳がある」と教えられて、悪友2~3人とチャリンコで阿島越え。
土居の赤星当たりの田んぼの真ん中にそれはあった。
そこを教えてくれた近所の婆さんは「お塚さん」と呼んでいたっけ。
その時に、近くにあった川で遊ぼうと、そこへ降りていく時に持参したポータブルラジオから流れたのが「X+Y=LOVE」だった。
道のない土手の草いきれ、日曜の明るい陽射し、当時いくつもあったベストテン番組から流れる歌謡曲、気の置けない仲間たちとの会話etc.
どれも懐かしい記憶。



 あれから50年・・・





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