宝島のチュー太郎

酒屋なのだが、迷バーテンダーでもある、
燗酒大好きオヤジの妄想的随想録

アンディ・ウィリアムス

2009-03-20 09:31:55 | 徒然


「ザ・シークレット」を繰り返し観たり聴いたりして、自分の中に落とし込んでいる。

段々と「理屈」は判ってきた。

ただ、人には感情というものがあって、それは調子のいいときだけとは限らない。
落ち込むときもあれば疑心暗鬼になることもある。

結局はそこのところを乗り越えていくために「原則」を理解せよ、と諭されているのだと解釈する。

信じて行動してみる。
結果が出なくてもめげない、諦めない。
必ず実現すると信じる。


言葉にするには簡単だが、実際は、
これが実は常人には、なかなか難しい。

ただ、愚直なまでにその行為を繰り返していると、見えてくるものがあるのも確かではある。


例えばこうだ。

「こんな神頼みみたいなことを理解しようとする暇があるなら、もっと実務に即した勉強や行動を起こすべきやろ!?」といった陰の声(潜在意識)を乗り越えて、原則を実践していると、自然に新たな行動意欲が湧いてくる。

具体的に云おう。

牛乳配達を終えたら、歯を磨きながら(順序が逆?)シークレットのエクササイズを受ける。

その後、原則に則って「気持ちのいい音楽」を聴きながら、実務に入る。
自然とそうしたくなるのだ。
これが快適なのである。


思うに、それは多分、「原理原則」を理解?した上で湧いてくる意欲だから、それには裏付けというか基礎があるという実感が伴うから、地に足が着いた行動になるからではないか。

すなわち、必要に迫られてとか、他人に強要されてとか、強迫観念に突き動かされてとか・・・そういった負の意識が全くない、極めて自発的な意欲となって行動が起こせるのである。



自然にそうした心境にさせてくれるのがくだんの「引き寄せの法則」なのではないか。

まだまだ途上ではあるが、今の時点ではそう解釈している。


で、その「気持ちのいい音楽」のことを今日は書こうと思ったのである。
(相変わらず枕が長い。)



今朝のそれは、アンディ・ウィリアムス。
980円で買ったそれを2980円で買ったプレイヤーで聴く。

なんともチープなシチュエーションだが、気分はゴージャス。


そも、私が初めて買った洋楽のレコードがアンディのそれだった。

EP版で、当時450円とか、そんな値段ではなかったか。
A面B面で2曲入ったものがシリーズで出ていて、私は思いついたときに求めていた。

中学2年の頃である。

酒とバラの日々、カナダの赤い夕日、いそしぎ・・・
ソフトで甘い歌声は、当時同じように人気のあったペリー・コモと似たところがあるが、私はアンディのよりソフトで誠実な感じが好きだった。








ビートルズの存在を知ったのも、実はアンディが入り口なのである。
A面がイエスタディ、B面がミッシェルだった。

なんと綺麗な旋律なんだと感心していたら、それがイギリスのロックバンドの曲だということを後になって知ったのだから、偉そうに洋楽のことを語れる身分ではない。

ただ、並行して洋画に興味を抱きだした頃だったのと、彼が洋画の主題歌も多くカバーしていたのとも相まって、当時は嬉々として聴いていた。


今でも脳裏に浮かぶのは、小春日和で暖かな日曜の午前、中庭に面した陽の燦々と降り注ぐ部屋で、卓上型プレイヤーを持ち出して次々とアンディの歌を聴いてたあの頃。


音楽や匂いは、理屈抜きに過去の断面をスリップさせてくれる。


「気持ちのいいことを実践しなさい」というシークレットの教えに従って、私はその穏やかでキラキラしていた頃の空間に身を置きながら今を過ごすことも、一つのコツだと思っている。



「あなたの感情と思考が、あなたの人生を創造しているのです。」
                   リーサ・ニコルズ












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