宝島のチュー太郎

酒屋なのだが、迷バーテンダーでもある、
燗酒大好きオヤジの妄想的随想録

BEER METHOD(ビアメソッド)

2019-05-10 03:00:00 | 本のこと
 最近、「チュー太郎」でクラフトビールを展開しています。
そこで、beerの知識の「おさらい」をしようと、アンリミテッドを検索してると、こんな本が上がってきました。

「読み放題」ならではのサクっと斜め読み。
正しく、我が意を得たりの内容でした。

では、キンドルのハイライト機能を駆使した抜粋を以下にコピペします。
参考に成りますれば、幸いかな・・・



内容紹介
ビールがダイエットに最適な飲み物だった。
ビールダイエットメソッドコーチが明かす、現代へのアンチテーゼ。
ビールは不健康の代表格ではなく、健康の代表格である。
実際に、ビールダイエットを自身で実行し、身長175センチ75キロから52キロまで痩せた方法論と、そのクライアントの実証データを物語に集約。
ビールを飲みながら楽しみながら学べるダイエットメソッド。



BEER METHOD (SHWORKS)
染井碧
メーカー情報なし



以下抜粋


1.ビールはエールを飲む事。
出来るだけ日本製のビールを避けること。
機械で大量生産されているものを避けるという意味で。
原材料は出来るだけ、麦とホップのみが原料のビールを買うこと。
痩せたいなら IPA(インディア・ペール・エール)を飲むこと。

2.ビールを飲むときに一緒にきゅうりとポテトサラダを食べる事。
どちから一方でも可。

「ビールじゃないとダメなんです。強いて近いと言えば、ワインですかね。
日本酒もいいですが、ワインや日本酒は度数が高いから日常使いしにくい。
あと、ワインと日本酒は、飲み物が持っているエネルギー値が高い。
これは後々、白米のところで説明しますが、人間はカロリーではなくて、
エネルギー値を考えて食事をすべきなのです」

「失敗するのは、脳で行うダイエットだからです」

「ビールはエール、そしてきゅうりを一緒に食べること」

「食べたら、体の反応を観察する」

「ビールには、製造過程における発酵の種類がざっくり分けて二つあります。
上面と下面です。ラガーというのは、下面発酵で、エールというのは上面発酵です」

「もし私のプログラムを最上級のクオリティで行うとしたら、出来るだけエールを飲むことをお勧めしている、ということです。
また、ラガータイプを飲む場合は、原材料で、大麦麦芽とホップのみのものです」


「そうです。エールは心に良い作用があり、その中でも IPAは、体にも良い影響があるのです。
IPAとは、『インディア・ペール・エール』のことです」

「大麦とホップの関係です」

「実は、麦は大昔神への捧げ物でした。
また、過去日本においても、戦国時代、また江戸時代に麦を大切にした将軍がいたほど、人によっては重宝されるべき素材なのです。
そしてホップは、健康への影響が最近たくさん発見されています。
ホップに含まれている成分が体に、特に脂肪分解の救世主である可能性も発見されているのです」

1)まず、生活リズムを意識する。それだけで痩せる人もいる。  
2)エールビールを飲むこと。  
3)きゅうりとポテトサラダをエールビールと一緒に取る。

表現するならば、ビールを飲まなくなると腸が動かなくなる。
そして、ビールを飲むと腸が動き出す。
そんなバカなと、私の脳は全力で否定する。

避けたのは、小麦だ。  
小麦を食べるとお腹が詰まって仕方ない。

1)カロリーではなくエネルギー値  
2)心と体のアプローチ  
3)脳と体の切り離し

「ビールと餃子も良い組み合わせです」

「皆、食べ物が体型に直接影響すると信じていますが、普段考えていること、思っていることが実は自分の体型に影響を与えているのです。
何かを食べたいと思うこと、それと食べることは実は別のことなのです。
それが脳と体の切り離しの答えです」

「どれだけ、自分の食べるものに意識を集中させたとしても、あらゆる環境から体が受けている影響は計り知れないものです。  
しかし、そのことについて人は軽視します。
腸内細菌と感情、そして脳細胞との細胞間の会話など、体の中で起こっている見えない働きを軽視して、口から取り入れる物質に集中したダイエット法や健康法では、体の本質を理解することはできない。
と、体の細胞が本当は気づいて欲しいと思っているのです。
そして、その起動スイッチがビールなのです」

あくまでもビールは、あらゆる食物を体の中で、分化・融合させるための鍵であるということです。

最古のお酒はビール・ワインと言われている。
古代バビロニア、古代エジプトにおいて、作られていたそれらのお酒は、現代のビールやワインとは違っているものの、当時の人たちはお酒に酔いながら仕事が終わった後の気分転換をしていたとの記録が残っており、またエジプトの遺跡からはビール醸造場が発掘されている。
古代エジプトでは、ビールは飲むパンと言われており、栄養価の高さからファラオから民すべてが楽しむ飲み物であった。
ビールの製造工程は発酵によるもので、それは偶然の産物だと言われているが、自然から観察する古代エジプトの民がビールを発見するのは必然だったと思われる。


「世界中にある飲み物で、過去五千年ほど飲まれているものは他にはありません。
これは、流行りではなく、体に作用する普遍の原則が含まれているからだと私は考えます。
私がビールは本当は体に良いと仮説を立てたのはそのためです」

「食べるものと体型、精神状態がリンクしていることをエジプトの人は数千年前に見抜いていました」

1)出来るだけ、加工食品を避ける。
2)自然の法則と、時間の法則を味方につける。
3)体の中に取り入れられたものが体の中でどうなるか、体の声を聴く。

「ビールは自然の法則で出来上がる発酵飲料です。
ですから、飲む場合は、人の手が出来るだけ加わっていないものが好ましい」

寝る時間と起きる時間と食べたものの記録と排泄時間は記録を続けている。

「体をコントロールすれば、精神と、魂に良い影響が出るからです」

「エメラルド・タブレット」
第十二章五節
自然の神秘、生命と、地球の関係を知れ。
肉体には三つの特性がある。
一つ、旋回して動く血液。心臓の鼓動で反応する。
二つ、神経回路を通じて働く磁性。凡ゆる細胞と組織へのエネルギー伝搬。
三つ、各チャンネルを通して流れるアキヤシヤ。物質でありながら物質ではないもの。

自然の神秘、生命と地球の関係。

ビールは自然が生み出したものだから良いものだ

「このダイエットの真髄は、体液にあります」

「そうです。血液もリンパ液も、全て含めての体の中の液体を総称して、体液。
その体液を変えることで、体の全てのデトックスを図ることで体を適正な状態に持っていく。
そのためのスイッチが、適度なアルコール摂取です。
中でも、私が注目するのが、ビールとワインということです。発酵食品だからです」


「おおよその健康本には水を大量に飲みなさいと書かれています。
確かに水を飲むことは悪ではありません。
でも、飲み続けても、それは勢いよく食道菅を回る水分の循環で、体の中にある細胞や細胞の間の水分は全く変化がないのです」

「僕がビールメソッドをやる前、ある人が僕に水を一日二リットル飲めば体の不調が治ると言っていました。
しかし、僕は水を飲めば飲むほど体調が悪くなっていって、でも水が体にいいと、そんな気がすると思っていたし、過去の知識も相まって、脳は、水が体に悪いわけがないといっていました。
でも、水を飲むと体の調子は悪くなっていったのです。
だから、水をやめた。
そしたらたった二日で体の調子が戻りました。
そこから過去の自分の知識や健康に関する自分の知識を全否定するようになったのです」


「胃は分化しやすいものとし難いものを瞬時に判断します。
そして、その分化が遅いものを体に入れることで、スピードが遅くなる。
それが胃もたれです」

体全体のことを考えた食事をする。
食事の時に気をつけることは、食材、造り手の想い、空気。

「人間は、気というエネルギーを持っているのですが、それと、血と、水が融合した体の活動を支えているという考え方です。
空気を食べるというのはその考え方に近いのですが、僕の場合は、空気、つまりお店の空気や自宅の空気も含めて、食べるときの空気を意識するということです。
そうすれば、自分自身の気も変わってくる。
そして食事を集中することで、取り入れた栄養が、血になり、やがて体の水分に変わるのです」

・ビールときゅうり
・ビールとポテトサラダ
・ビールと豆腐
・ビールと麦飯
・ビールとお寿司
・ビールと刺身
・ビールと餃子
・ビールとキムチ
・ビールと蕎麦
・ビールと味噌汁
・ビールとチーズ
・ビールとナッツ
・ビールとチョコレート
・ビールと芋けんぴ
・ビールと山芋
・ビールとこんにゃく
・ビールと蜂蜜発酵食品・発酵調味料

「肉を食べるなら、羊と馬の肉です」

国産ビールの中では「SORACHI 1984」、ソラチエースというホップを使ったエールビールが好きです。

1.腸内は積み重ねられたものを短期間で変化させることはできない。
だから、食生活を短期間で劇的に変化させたとしても、結局また元に戻る。
2.エナジーフローを意識すること。
3.根源からの距離。
根源から離れた食生活をしていても腸内がそれに適応している。
食品の最終地点が、海なのか、地中なのか、地上なのか。
海外なのか。
どれだけの距離を移動しているのか。
4.三十分単位で腸内細菌は新しい世代を生み出すことができる。
5.体の反応は、三十分の倍数で考える。三十分の三倍である九十分をワンセットと考える。
6.起きてから三時間は体に固形物を入れない。寝る前の三時間も同様。入れるのは液体のみ。
7.食べる時間は必ず六時間あけること、これを守らないと胃腸が常にエネルギー過多状態になる。
六時間開けられない場合は、一日の食事は、二食でも構わない。
時間を空けた場合、胃は空腹状態であるため、胃酸が満ちている。
このため最初は胃にバリアするために味噌汁を飲む。
8.寝る時間は、二十二時から翌朝四時がベスト。
9.人間が排泄までにかかる時間は、二四から四八時間。それ以外は体が異変と思うこと。

「だから、ビールときゅうりです」

「体液が変わってきたと言いましたが、それはビールを飲み、きゅうりを食べることで、体の中の細胞液が浸透圧で入れ替わることで起こります。
そのメカニズムは、ビールのミネラルと、キュウリに含まれる、カリウムです。
細胞の体液が全て入れ替わると、血液によって運ばれてきた栄養が新しく入ります。
腸を刺激して、新しい血液を作ることで、流れる血液が変わっていきます」

「体も同じです。体は循環のために力を使いたいのに、使えない。
なぜなら、ずっと体の中に食べ物が入ってくるからです。
そして、生涯、人の全細胞が行うのは、消化と分化と吸収作業になってしまいます。
それでは痩せない」


「しかし、固形物よりはるかに体への負担は少ないです。
僕の感覚では、消化時間は半分くらいだと思います。  
そして、その分、体の機能回復や血液の循環、体液の入れ替えにエネルギーを使えます」

脳でもなく思考。  
私たちの思考は、体よりも上位の存在だと思い込んでいる。
でも私という存在は、生かされている。
私の思考が生死を決めているのではなく、私たちの体に、生かされている。
でも、私たちの体も、私たちの想いに反応しながら生きている。
心、精神、体の相互作用が私たちの生。



 以上、抜粋終わり。


要するに、太古からある自然が作り上げたものを口にし、食い過ぎない。
そして、精神のコントロールが大事だと。
思い込みで無闇矢鱈と極端なことをしない。

 中庸の精神と、自然に学ぶこと、そして、少しばかりセルフコントロールの妙を「愉しむ」。
私が最近思うことは、こんなことです。
そして、この本は、それを裏付ける内容であったと。

 ま、我田引水的、本の紹介でした・・・




 因みに・・・

「WoodyBarチュー太郎」には、いつもキューリたっぷりの「ポテサラあり升」









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2 コメント

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ありがとうございます。 (染井碧)
2019-06-19 02:25:54
読んで頂き、ありがとうございました。
感謝を込めて。

以前、四国には愛媛の鹿島に行ったことがあります。
とても素晴らしい空気が流れていたことを覚えています。

今度四国にお邪魔した際はお伺いさせてくださいね。

染井碧
返信する
ありがとうございます (チュー)
2019-06-19 10:59:51
御著者自らお便りをいただけるとは。
ご縁がありましたら、いずれまた・・・
返信する

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