以下引用
絶望の淵にあっても、生きる喜びを見出せるか
『人生とは何か、生きるとは何か——』
福岡県の小さな村で生まれた幼少期から始まり、画家として成功に至るまで、
当時見ていた景色をリアルに描く心が粟立つ自叙伝。
著者について
梅崎 幸吉 / ウメザキ コウキチ
1950年生まれ 画家、詩人。
14歳の時に画家になると決意。中学卒業後、肉体労働をしながら独学で絵画を学ぶ。
26歳時、強烈な神秘体験をする。私の理想は「創造的人間関係」。『小林秀雄論』(JCA出版)詩集『暗き淵より』(漉林書房)『梅崎幸吉作品集』(ギャラリーケルビーム発行)『小林秀雄論』(アマゾン電子書籍)『虚無的世界観からの超克』(アマゾン電子書籍)
以上引用
生きていく上で何が必要か?と考えて、画家になると決める、それも14歳という若さで。
そして本当に画家になった、まず、これが凄い。
けど、私には、文章が難解で、ほぼ理解できなかった。
基本的には、哲学的思考の変遷なのだろうが、それこそが自我と言う思考の産物。
その割には、『26歳時、強烈な神秘体験をする』とある。
私の一番の興味はそこにあった。
が、そこのところは詳らかにされてない。
死ねば終わり、という唯物論的観点に依拠した考察が蔓延した現代の風潮に危機感を抱いて、真の自己認識に限界は無いと説く。
が、この自我と言うものの捉え方自体が『底なしの絶望』への道程なのではないだろうか?
一体、この人の文章は上手いのか?下手なのか?
どうにも捏ね繰り回しているようにしか、私には見えなかった。
もっと平易に、凡人でも理解できるように書けないものだろうか、失敬・・・
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