半沢直樹シリーズで有名な池井戸潤の作品の中で私が一等面白いと感じたのは「空飛ぶタイヤ」。
そして、その次に読み応えのあったのが「下町ロケット」だ。
それは共に、銀行が中心の物語ではなく中小企業にまつわる一周辺企業としての位置づけとなっている。
顧客サイドから見た銀行の描写が的確で秀逸。
それはさておき、けふ書こうと思っているのはその「下町ロケット」について。
原作を読んだ後、wowwowのドラマでそれを観た。
それは、なかなかよく出来てると思った。
そして最近、TBSでもそのドラマが始まった。
「一度観たものだし、もういいか」と思っていたところ、昨晩、GYAOと提携しているTBSオンデマンドにあったので、その第一話をつい観てしまった。
その中に登場する俳優さんのハナシ。
この安田 顕という俳優さん、「問題のあるレストラン」というドラマではおねえ役を演じていて、それが妙に上手だった。
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「どっかで見たことあるなあ」という顔なんだけど、それが思い出せない。
というのも、おねえの化粧の下の顔がハッキリと浮かび上がってこないから。
でも、「どっかで見た顔」だと思ってた。
それが今回調べてみてようやく判明。
そうだよ「水曜どうでしょう」で時々見かけてたんだ。
鈴井貴之や大泉洋と同じ北海道のタレントさんだ。
で、この人の「下町ロケット」での演技がとても良い。
「こんな役所もこなすんだ」と感心。
彼の今後に目が離せない。
そして、もう一人、感心させられたのが立川談春。
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彼は以前、やはり池井戸潤原作の「ルーズヴェルト・ゲーム」に敵役として出ていて、その時は「目力有りすぎの怪優」として私の目には映った。
それが今回、そのアクが適度に抜けて、それが存在感に昇華している。
ここで思った事。
「ドラマや映画は、ストーリーもさることながら、そこに出演する俳優さんたちを眺める醍醐味もあるな」と。
そんな訳で、このドラマも毎週録画予約のリストに加えることにしたとさ・・・
ベスト オブ 安田顕 ~セレクション1999~
【爆笑NG集】がんばった大賞より真木よう子、東出昌大、二階堂ふみ、松岡茉優、安田顕、YOU NGシーン【問題のあるレストラン】
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