くりりん？

昨日の続き。
１０時になるのを待っていきつけの散髪屋さんに出掛ける。

こちらとは、４０年来のおつきあい。
父が何気なく入ったのがきっかけでお酒のお得意さんになってくれた。
以来、父はずっとそこで、私たち兄弟も小学生の頃から時々連れていかれた。
自宅から車で１０分ほど掛かるところにあるので、流石にその頃は毎度という訳ではなく、普段は最寄りの店に行くのだが、自分で移動出来るようになってからはそこに通うようになった。
だから私も３０年来のおつきあいである。

訊けば８時には開店しているとのこと。
ならばもっと早く行けばよかった。

１枚刈りにしてくださいと言うと、
「え？１枚はかなり薄いよ。」と、
「えんです、やってください。」
「お母さんの血圧あがらんで？」と。

バリカンを取り出す。
そして髪の毛にそれを入れる直前にも、
「かまんのん？」と。

毛を刈ってもらいながら、少しバリカンの刃について質問をする。
それによると、
それは、１枚から６枚まであるらしい。
実際の刃の枚数ではなく、毛の残る長さの目安で、４枚で6mm、５枚で8mmとのこと。
そして、主流は２枚刈りらしい。


面白かったのは、グリ坊主になった頭に、それでも櫛を入れて鋏で仕上げ、ドライヤーまでかけてくれること。
やっぱ、プロとしての儀式の様なものなんでしょうな。

散髪代は２５００円。
それまでは３３００円だったから、やっぱ８００円ほど安い。
しかし、バリカンを買えば自分でやれるかも。
それでも時々はお邪魔しなければね。
それがおつきあい。


頭をグリグリしてみるとなかなかいい。
昔の記憶によれば、もっとツルツルだった様に思うのだが、案外毛が残っている。
それが結構気持ちよくてやたら頭を撫でる癖がつきそう。
撫でたあと手を見ると、皮脂がほんのりとついている。
これがハゲの元凶なんだろうなあ。


母に見せると、
「まあ、そこまでうすうせんでも。」と。


鏡で眺めると、どこかで見たことがあるような・・・
おおクリリンてか！？





これは10/22に撮ったもの。
店番中に決心したので、ビフォー画像にと思いついた訳である。




実像（アフター）

さて、クリリンてどんな顔してたっけと検索。
こんなに可愛くはないか・・・






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