宝島のチュー太郎

酒屋なのだが、迷バーテンダーでもある、
燗酒大好きオヤジの妄想的随想録

勝ち癖

2019年04月29日 14時41分08秒 | 徒然
 店番中は、他にすることが無ければ、椅子に腰かけて机に向かっている。
それは「他にすることが無い」からそうしてる訳ではなく、動く仕事が終わったら・・・という意味である。

当然、その姿勢でこなすべき業務はたくさんある。
記帳したり、伝票を整理したりの単純作業から、偉そうに言えば、戦略を練ることまで様々な業務がある。

 現在の優先事項は二つ。

1.ネットストアのスマホ対策を学んで実行する。
2.独自HP作成の為のノウハウを学ぶ。

そういう意味では、机上でやるべきことは、いくらだってある。


 なのに、私が今していることと言えば、「正午派」を読んでマッタリすることなのだ。

「世の人は10連休とか言ってるんだ、店番しながら本を読むくらいの娯楽は許されるだろう」
そんな甘えが、そうさせている。


 ふと、ベルトを触ってみた。
すると、そいつは寸法に余裕が出来てきたようで、クルクルと回る。
随分と効果が出始めたみたいだ。
そろそろベルトの穴を一つ内側に変えてもいいかも知れない。

こうなるとしめたもので、空腹感をうまくコントロール出来るようになる。
この勝ち癖をつけていけば、私はもっとスリムになるだろう。
そして、その挙句に筋肉もつけて逆三角形のシルエットになるのだ。
還暦を過ぎた爺がこう目標を持ったっていいだろ!?



 勝ち癖という習慣はいいものだ。

人は褒められれば嬉しい。
嬉しいとやる気が湧く。
もっと頑張ろうと思う。
勝ち癖とは、それがセルフコントロールで構成される心理状況なのだろうと、分析できる。

ならば、次は是非とも、我が経営にそいつを転換させなきゃ。


 これが存外難しい。
他人様が休みだから自分もそれに準じてもいいだろう的甘えがある間は、多分、いつまでたっても改善されないだろう。



 でも、今は例え身体のことだけだとしても、勝ち癖が一つも無いよりは、まだマシだろう。
それは、全体に伝播するまで、もうあと一押しのところまで来てるということの露払い、ステップなんだと言えなくもないのだから。


 多分・・・

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