今朝、店にこんなでっかい箱が届いた。
差出人を見ると、川之江のM谷さんからである。
なんだろう。
何か約束したっけ?
兎に角電話をかけてみる。
すると、過日ここで宣言した「チュー太郎」の再開日を覚えていてくれて、そのお祝いだと言う。
恐縮である。
実に恐縮である。
時々このサイトを覗いてくれているのはご本人の弁で承知してはいたのだが、こんなに覚えてくれているなんてありがたいを通り越して恐縮である。
ミリオンバンブーという名で、幸福を運ぶ木だという説明書が添付されていて、大阪の業者から送られてきたようだ。
元請けはクロネコのようで、私は知らなかったが、そういうサービスがあるのだろう。
ありがとうございます!
大切にします。
昼の店番中、棚の奥を整理していたら、何かの紙切れを持ったおねいさんが、道を尋ねに来た風情。
忙しいのに面倒くさいなあ と思っていたら、
「チュー太郎さん宛の品なんですけど、所在地はこちらのようですが、ご存知ないですか?」と。
見ると、花キューピッドの伝票である。
「こちらでいいのだけれどどなたから?」
「送り主さんは匿名になってます。」
「匿名?」
確かに手渡された送り状には送り主の欄が匿名になっている。
「あ、でもカードが添えられてありますから。すぐに持ってきます!」
と言って彼女は踵を返す。
そして、花束を抱えてやって来る。
「これです。」
と言って、私にそれを手渡すと軽やかに帰っていった。
黄色い薔薇。
そして、ラッピングもリボンも黄色でコーディネイトされている、とてもエレガントでキュートな花束である。
まるで私の好きな色を知っているかのようだ。
どなたですか?
ありがとうございます。
コホン
ここで、皆さんにお詫びがあります。
実は、
再開店が間に合いませんでした。
メニューの見直しに手間取っています。
つい、欲を出す性格なもので、カクテルのチョイスに時間がかかっています。
すると、副材料の手配やら、グラスの調達やらが必要になってきて、もうしばらく煮詰めたく思います。
目途が立てば、ここで報告します。
そんな訳で、折角お祝いをくださったM谷さん、匿名さん
ごめんなさい。
もう少しだけ延期します。
でも、必ず、きちんと再開店します。
ありがとうございました。
生け花にした方が花は喜ぶのだろうけど、私はこの花を長く愉しみたいと思う。
だから、ドライフラワーにすることにした。
こうしていると、この空間が綺麗な香りに包まれる。
香水のファクターに薔薇の香りが含まれていることを実感させられる。
香りの官能表現因子がまたひとつ私の引き出しに増えた。
ドライフラワーは過去に例がある。
以前、お客さんがお二人で私の誕生日に花束をプレゼントしてくれたことがあり、その花束を同じように天井からぶら下げた。
どうやら「チュー太郎」は環境がいいようで、もう10年余りになるその花束は、ドライフラワーとして今も健在である。
だから、この花束もそうした状態で、いつも「チュー太郎」を見守っていてもらいたいと思っている・・・
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