この日は快晴だった。
そしてその日光は燦々と店頭に降り注がれた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/d4/fc48fda2875dd05a8fd6d195283ae9b0.jpg)
十全に冷やされていた缶ビールが気づくとやや温くなっている。
そうか日差しのせいだ。
そりゃそうだ。
手拭き用に構えていた濡れタオルがもう乾いてしまっている。
急遽ダンボールの覆いをして対処することに。
しかし、冷蔵庫のメーカー名と中の商品のメーカーが全然別物というのもなんだかなあ![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ase2.gif)
フランクフルト、生ビール共売り終えて、後は缶ビールかカップ酒だけになり、高松から駆けつけてくれた妹もいることだし、そろそろ太鼓好きのおっちゃんの虫がウズウズし始めたので、デジカメを持って飛び出す。
まだ病気は治らないなあ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/70/293374d1bce273f7dafb566a157045f6.jpg)
割と最近出来た太鼓台。
私はなんとなく気に入っている。
重のボリューム感と、布団締めの存在感がいい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/e1/9727a26242abad1d0a334e0d21b88a32.jpg)
この差し上げた瞬間がなんとも言えない。
自の太鼓台が出来た年の宮入では、太鼓台が手から20cmくらい浮いた。
始めての経験だった。
3トン近い太鼓台が人の力で空中に浮遊するのである。
気がそうさせるのだ。
それは何度も宙に舞った。
あの心地よさはそうそう味わえるものではない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/a5/fb4c022c289fd89c0a41f962dc0f4368.jpg)
このとき太鼓台の車輪ははずされている。
地面に落とすのは恥ずかしいことだ。
さりとて、落としさえしなければいいのかと言うと、そうではない。
差し上げて、その長さを競いつつ、房が揺れることで、荒ぶる魂を誇示する。
そのほとばしる気に観客は魅了される。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/13/6c8cda89324350a339b928cd71683edf.jpg)
目立つ指揮者ばかりに目が行きがちだが、実はこのかき夫たちの一所懸命さが肝なのだ。
私は最近太鼓台全体を見ながら、その足下を見て楽しむ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/27/93a709bdbdc8fbd869753610daf1bffb.jpg)
この日、この太鼓台の気合いは凄かった。
何度か太鼓台が宙に舞った。
思わずデジカメを再び取り出したほどだ。
(実は自分の中で決められた被写体があって、この日、この太鼓台はその中にはなかったのだが、あにはからんや、見事。)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/f2/7d2e1ebec8e7e8792ae26c34b357c3e1.jpg)
風情がいい。
ここの太鼓台は別格だ。
背景といい、人の雰囲気といい、餓鬼の頃夢中で追いかけた太鼓台の姿がそこにある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/82/1bbbeac675e29fb88f7c1a9c21572dd2.jpg)
太鼓台に差す夕日が、そろそろ祭の終焉を告げている。
昔ほどの感慨は流石にもうないが、どこか寂しい気持ちになるのは、今も変わらない。
昔は振り袖姿のおねいさんがそこここにいたのだが、今年は皆無。
やたらミニなスカートだったり、ホッテントット族かと思わせるGパンだったり、味気ない時代になったもんだ。
それと、うさぎの顔をした風船も見掛けなくなった。
昔は必ずそれをうっかり手放してしまう子供がいて、太鼓台を後目に、空の高みにゆっくりと上ってゆく風船を、今ので何個目とか数えて遊んだっけ(笑)
時代は変われど、郷土の自慢たる太鼓台よ永遠なれ・・・
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そしてその日光は燦々と店頭に降り注がれた。
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十全に冷やされていた缶ビールが気づくとやや温くなっている。
そうか日差しのせいだ。
そりゃそうだ。
手拭き用に構えていた濡れタオルがもう乾いてしまっている。
急遽ダンボールの覆いをして対処することに。
しかし、冷蔵庫のメーカー名と中の商品のメーカーが全然別物というのもなんだかなあ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ase2.gif)
フランクフルト、生ビール共売り終えて、後は缶ビールかカップ酒だけになり、高松から駆けつけてくれた妹もいることだし、そろそろ太鼓好きのおっちゃんの虫がウズウズし始めたので、デジカメを持って飛び出す。
まだ病気は治らないなあ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/70/293374d1bce273f7dafb566a157045f6.jpg)
割と最近出来た太鼓台。
私はなんとなく気に入っている。
重のボリューム感と、布団締めの存在感がいい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/e1/9727a26242abad1d0a334e0d21b88a32.jpg)
この差し上げた瞬間がなんとも言えない。
自の太鼓台が出来た年の宮入では、太鼓台が手から20cmくらい浮いた。
始めての経験だった。
3トン近い太鼓台が人の力で空中に浮遊するのである。
気がそうさせるのだ。
それは何度も宙に舞った。
あの心地よさはそうそう味わえるものではない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/a5/fb4c022c289fd89c0a41f962dc0f4368.jpg)
このとき太鼓台の車輪ははずされている。
地面に落とすのは恥ずかしいことだ。
さりとて、落としさえしなければいいのかと言うと、そうではない。
差し上げて、その長さを競いつつ、房が揺れることで、荒ぶる魂を誇示する。
そのほとばしる気に観客は魅了される。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/13/6c8cda89324350a339b928cd71683edf.jpg)
目立つ指揮者ばかりに目が行きがちだが、実はこのかき夫たちの一所懸命さが肝なのだ。
私は最近太鼓台全体を見ながら、その足下を見て楽しむ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/27/93a709bdbdc8fbd869753610daf1bffb.jpg)
この日、この太鼓台の気合いは凄かった。
何度か太鼓台が宙に舞った。
思わずデジカメを再び取り出したほどだ。
(実は自分の中で決められた被写体があって、この日、この太鼓台はその中にはなかったのだが、あにはからんや、見事。)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/f2/7d2e1ebec8e7e8792ae26c34b357c3e1.jpg)
風情がいい。
ここの太鼓台は別格だ。
背景といい、人の雰囲気といい、餓鬼の頃夢中で追いかけた太鼓台の姿がそこにある。
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太鼓台に差す夕日が、そろそろ祭の終焉を告げている。
昔ほどの感慨は流石にもうないが、どこか寂しい気持ちになるのは、今も変わらない。
昔は振り袖姿のおねいさんがそこここにいたのだが、今年は皆無。
やたらミニなスカートだったり、ホッテントット族かと思わせるGパンだったり、味気ない時代になったもんだ。
それと、うさぎの顔をした風船も見掛けなくなった。
昔は必ずそれをうっかり手放してしまう子供がいて、太鼓台を後目に、空の高みにゆっくりと上ってゆく風船を、今ので何個目とか数えて遊んだっけ(笑)
時代は変われど、郷土の自慢たる太鼓台よ永遠なれ・・・
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