宝島のチュー太郎

酒屋なのだが、迷バーテンダーでもある、
燗酒大好きオヤジの妄想的随想録

平成最後の定休日

2019年05月01日 12時04分27秒 | 徒然
 自分でタイトルに取り上げといて恐縮ですが、この「平成最後の」っていう枕詞は聞き飽きたね。

 実は、昭和から平成の切り替わり時、それは「チュー太郎」で迎えた。
当時よく集まってた麻雀仲間3人と元号を跨ぐ瞬間にジャンプしたりして。
あれから30年、当時は私もまだ32歳。
ジャンプだってするっちゅうねん。

「チューさん、今度も集まってやらんのん!?」
数か月前から、事あるごとにヤマちゃんは言う。
テンチョーもそれには乗り気のようだ。

あと一人、Tくんとはもう随分会ってない。
辛うじて私が彼の固定電話番号を知っているので、何度か電話を掛けてみるもいつも留守。
最後に「電話をくれ」と、携帯電話番号を留守電に残すも、ついぞ返事はなかった。
30年も経てば、事情も変わる。
そんなこんなで、ヤマちゃんの企みは実現しなかった。


 平成最後の日の前夜は「チューパル倶楽部」という飲み助グループの、定例会と言う名の飲み会だった。
そいつを終えて自室に帰った時は、平成最後の日に日付が変わっていた。
そして、その日がたまたま私の定休日。
世の人が10連休だなんだと騒ぐ中、私はいつも通り、火曜日のみの休み。
フツーに睡魔がやってきてフツーに就寝。
そこに目出度さは微塵も存在しない。

 


 明けて翌朝、前夜の雨はやんでいたが、朝から、今にも振り出しそうな曇天。
とても草刈りまさおの気分ではない。

7時頃には覚醒して、録画したドラマと映画三昧(オンデマンド含む)で過ごし、さて、いつものサウナ?と思わないでもなかったが、昨晩は酒を飲むばっかであまり食ってなかったので、朝から腹の虫が鳴っている。
前夜の片づけを終えたのが14時頃だったか?
それから残り物で食事をすれば、たふぜん、飲むさ。

 これで、サウナは無しと。
そのまま自室に戻って寛ぐ。
TVでは、猫も杓子も「平成から令和へ」特集だ。

で、また映画三昧。
いつの間にやら、外は本降りに。

これで、自宅の風呂に入る気も失せて、そのまま就寝。
実は、土曜日から三日連続で入浴してない。

 
 世間は、元号跨ぎのお祭り騒ぎ。
私は風呂にも入らず部屋に籠りっぱなし。

そして今朝は、腰がやや重く、肩が凝ってるようなアトモスフィア。
寝すぎか!?
実はワタクシメ、この「肩こり」という症状がよく理解出来ない。
肩がこったことがないから。
でも多分、この肩に差し込むような痛みは、それなんだろうと類推する。



 こうして私の元号跨ぎは、孤独に、淡々と、そして着実に過ぎて行った。
まあ、さういう年齢になったということなのだろう。


 昨今、ようやく自覚が芽生えてきた、お爺手前の心境。
それもまたイッキョーってか!?





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