宝島のチュー太郎

酒屋なのだが、迷バーテンダーでもある、
燗酒大好きオヤジの妄想的随想録

ブルサン

2006年04月28日 10時11分49秒 | チーズのこと


段々と葉っぱが大きくなってきたので、桜桃が影で見づらくなってきた。

昨日は未明の4時台に16のipアクセスがあったようだ。
一体なにがあったのだろう。



チュー太郎が好きなナチュラルチーズ第二弾です。



ブルサンと読みます。

私は、10数年前に、あるワイン会でこやつに出会いまして、惚れたのです。

発祥は、1963年。
かの、史上最大の作戦の舞台となったフランス・ノルマンディ地方のひとりの優れたチーズ職人、フランソワ・ブルサンの手によって誕生しました。

人類が造った最も古い食べ物と言われるチーズの中にあっては、40年経っているとはいえ、ごく最近のニューフェースと言ってもいいのではないかと思います。

熟成しないフレッシュタイプで、そのクリーミーな味わいと、柔らかな口当たりは、ナチュラルチーズの入り口としてうってつけではないでしょうか。

代表的なのは、
ブルサン アーユ(空輸)150gアイユ

やや酸味のあるクリーミィなソフトチーズに、チャービル・タラゴン・パセリ・
チャイブなどのハーブとにんにくの香りがアクセントになっています。

私が習ったときは、「アイユ」と呼んでいましたが、今はどうやら「ガーリック&ハーブ」と呼ぶようです。
にんにくの臭いに敏感な方は苦手かも知れません。
実は私自身、こちらのタイプは敬遠気味です。
ただ、一般的にはこちらの方が好まれるようです。
「WoodyBarチュー太郎」でも下のと2アイテム扱っておりましたが、お客さんの反応はこっちに軍配が上がりました。
大体が私という男は、癖のある方が好きなようです。

一般的には辛口白ワインと合うとの評価ですが、上記のような具合で、私には、辛口白ワインもいいのですが、ライトボディーの赤ワインとの組み合わせの方がしっくりきます。




ブルサン ポアブル(空輸)150gポアブル

やや酸味のあるソフトチーズに粗挽きの黒胡椒が混ぜ込んであり、黒胡椒のピリッとした
辛味がアクセントになっています。パンやクラッカーにのせて食べると最高。
1957年に登場して以来、世界中で人気のチーズです。

私はこいつに惚れたのです。
今は「ペッパー」と呼ぶようです。
ちょっと見は、豆腐のしぼりかすのようですが、それゆえのなめらかな口当たりと、口中に広がるクリーミーな味わいに、胡椒のスパイシーな香りがアクセントとなり、辛口白ワインをより美味しくさせます。
あの時は、シャブリ、シャーサーニュモンラッシェ、ピュルニーモンラッシェ、あたりとのマリアージュを楽しませてもらいました。
どれも見事に合いますが、敢えて言うなら、あまり高級すぎるそれは、折角のワインが負けそうになります。
私がその日一番いいと思った組み合わせは、シャブリ・プルミエクリュでした。
いかん、涎が・・・



パッケージのデザインも今は若干変わっているし、他のタイプもあるようです。
詳しくはこちらでどうぞ。




さて、昨日偉そうに予告した記事は書けません。
実は昨晩気絶してしまい、気づいたら朝でした。
ここんとこよく気絶します。

今朝のステッパータイムでは読み切れませんでした。
じゃによって、明日以降に持ち越します。







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3 コメント

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そうですか (チュー太郎)
2006-04-29 14:29:29
私はポワブルのあのミルキー&スパイシーが好きなんですよ。

確かに、普通の方には、それはスパイシー過ぎるようです。

「辛いわ」とよく言われました。
返信する
Unknown (じゃじゃ)
2006-04-29 11:11:18
読み返したら「ね」ばっかりでした~(笑)
返信する
Unknown (じゃじゃ)
2006-04-29 11:10:18
ブルサンのガーリック&ハーブ美味しいですよね~♪

あとはオニオンとかを見かけますがペッパーってのもあったんですね



でも並んで置いてあったらやっぱりガーリック&ハーブを選びますね

チュー太郎さんお店のお客さんと同じ反応ですね(笑)



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