宝島のチュー太郎

酒屋なのだが、迷バーテンダーでもある、
燗酒大好きオヤジの妄想的随想録

【映画】プライムビデオで『KCIA 南山の部長たち』

2022年07月14日 13時26分22秒 | 映画のこと

1979年の韓国。
韓国大統領直属の諜報機関である中央情報部(KCIA)の部長キム・ギュピョンが大統領を射殺したという衝撃的な事件が起こった。
事件から遡ること40日前、KCIAの元部長であるパク・ヨンガクは、アメリカの聴聞会を通じて腐敗した韓国政府の実態を告発し、韓国国内で波紋を呼んでいた。
大統領に事態の収拾を命じられたキム部長は、ヨンガクに接触するためにアメリカへと向かうのだが…。
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 実話をベースに作られた映画。
主人公に見覚えがあると思えば、10年くらい前?に日本でも人気を博した イ・ビョンホンではないか。
昔の男を描いているので、直ぐにはピンと来なかった。
そして暗殺される大統領役は、最近露出度の高い イ・ソンミン。
彼のことは『ミセン』で知ってファンになり、『記憶~愛する人へ~』『目撃者』『工作 黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男』などを追っかけて観た。
それらと違って、今回は悪役。
これはこれで良い。


 韓国が危ない国なんだと認識したのは、随分前にDVDを借りて途中まで観た『第5共和国』がきっかけ。
それは、この映画に描かれた事件の後に台頭する別の軍部の圧力によって全斗煥が大統領に就任する際のクーデターを描いている。
『隣の国なのに、何も知らない』と感じたものだ。

 以来、私はその類の映画を好んで観てきた。
最近では『シルミド』もそう。
それ自体は古いものだけど。



 そも、朝鮮が何故南北に別れたか。
それをちゃんと説明出来る日本人はどれほどいようか?
端的に言えば、第二次大戦後の米ソ対立の代理戦争のようなもの。
それ以前の一時期は、我が国が支配していた。

 転じれば、アラブとユダヤの溝を作ったのは英国。
それを描いたのが『アラビアのロレンス』である。


 今も世界にはびこる独裁政権。
それ以前は、英国を筆頭に、西洋諸国の植民地政策。
今でこそ紳士然としているが、彼の国はトンデモな存在。


 大きく逸れました。
そんなことにも思いを馳せながら観る韓国映画は、特に南北対立を描いたそれは新たな気付きを与えてくれるのでありんす・・・








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