午後2時になりました。
ロビーで時間待ちをしている白爺たちを、フロントの人が迎えに来てくれました。
白爺と婿殿は、部屋で着替えるとすぐに温泉へ直行しました。
白爺達の宿泊には、「貸切露天風呂45分券」が付いています。
沢山ある露天風呂の中から「海の湯」を選んで入ることにしました。
浴槽の下には太平洋の波が打ち寄せる浜辺が続いていました。
この日は風が強いので少々寒く感じましたが、波の音を聞きながら浴槽に浸かる醍醐味は利用した人しか判らないでしょう。
その後「海の回廊」にある大浴槽にも入ったのですが、ここにも太平洋を眺めながら浸かる「屋根付き露天風呂」が3カ所あり、わざわざ貸切を利用しなくてもよいと思いました。
いよいよ楽しみにしている夕食です。
お造りは鯵の姿入り大皿盛り。
大きな鯵・寒ブリ・鮃・サザエ・鮪・クラゲの刺身が美しく飾っってあります。
先附は 菜の花と芽かぶのお浸し
風韻は ばい貝旨煮・海老の旨煮・膾と数の子
クラゲの刺身は初めて食べました。
魚料理は 金目鯛姿の房総煮です。
白爺は頭をお椀に入れ熱湯を注いで突き、スープにして飲んできました。
子供の時から煮魚を食べるときは何時も行うことなのですが、最近は余り煮魚を食べないので久しぶりに子供の頃の思い出に浸ってきました。
食事を終えて窓から眺めた夜景です。
対岸の明かりが美しく眺められました。
5時に起きて温泉に浸かり部屋に戻って横になっていたら、日の出の時間になったようです。
今は1年で一番遅い日の出の時刻だそうです。
窓から見ていると水平線から太陽が顔を出し始めました。
寸刻で太陽は水平線から上がり終えました。
暦によりますとこの日の日の出は午前6時51分となっていました。
この時刻は、太陽が顔を出した時刻か?登り終えた時刻か?どちらでしょう。
知っている方は教えてください。
因みに1月14日の日の出は6時50分になり、その後は1分ずつ早くなると暦には出ていました。
日の出を見た後7時から朝食を食べました。
朝食は浴衣は禁止。洋服を着てから食べに行きました。
ただし、空気の屈折の関係(太陽が浮き上がって見えたりします)で見かけの日の出の時刻が暦の時刻と一致しない時もあります。
有難うございます。
日の出は「太陽の上端が水平線から顔を出した瞬間」です。(日没の定義「太陽の上端が水平線から没した瞬間」と勘違いしてしまいました)
勉強になりました。