2月23日は「富士山(ふじさん)の日」です。
万葉集には、富士山(ふじさん)を詠んだ歌があります。
今日は、自然を詠んだ 富士山(ふじさん) の歌です。
万葉の時代も、「富士山(ふじさん)」と呼ばれています。
万葉集/巻3-0320 作者/高橋虫麻呂(たかはしのむしまろ)
富士の嶺(ね)に 降り置く雪は 六月(みなづき)の
十五日(もち)に消(け)ぬれば その夜(よ)降りけり
【意味】富士の峰に積もった雪は 六月十五日に消えて
消えたと思ったその夜にまた 降り出してきたことだなあ
万葉集には、自然、草花、四季、生き物などがたくさん登場します。
万葉人が豊かな自然の中に暮らした時代を歌で楽しみましょう。
※写真は、葛飾北斎の浮世絵「富嶽三十六景 凱風快晴」フリー写真素材を使用
「富士山の日」の由来は、日付は「ふ(2)じ(2)さん(3)」(富士山)と読む語呂合わせと、この時期、富士山がよく望めることから。記念日は「山の展望と地図のフォーラム」が制定した日として、一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
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