筑紫の国から『花つくし日記』

福岡から情報発信の山野草・庭の花などをテーマにしたブログです。
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防人の歌  万葉集/巻20-4322

2023年06月09日 | 20.万葉の花鳥風月

防人の歌 (万葉集より)

万葉集/巻20-4322  作者/若倭部身麻呂(わかやまとべのみまろ) 

我が妻(つま)は、いたく恋(こ)ひらし、飲(の)む水に
     影(かげ)さへ見えて、よに忘(わす)られず

【意味】妻は私をよほど恋しく 思っているに違いない
    飲む水にまで姿が映り まったく忘れる暇がない

 「万葉の歌」に触れて、万葉時代にタイムスリップしてみませんか。

※写真は、Canvaのフリー写真素材を使用


防人・・・➡「 崎 さき 守 もり 」の意味

古代、筑紫(つくし)・壱岐・ 対馬 など北部九州の防備に当たった兵士。 663年の 白村江 はくそんこう の戦い以後制度化され、初め諸国の兵士の中から3年交代で選ばれ、のちには東国出身者に限られるようになった。

防人歌(さきもりのうた)とは、九州沿岸の守りについた防人の詠んだ歌。 また、その家族などが哀別の情を詠んだものをもいう。 万葉集の巻14・巻20にあります。

 


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