細かい雪が舞う中、同行の人たちより一足先に一人で帰ります。
所用でこのまま東京へ向かうため。
長野電鉄の始発駅の湯田中までバスで一時間半ほどかかります。
湯田中に着くといい天気。
始発駅なので、運転手さんが運転席のドアのかぎを開けて乗り込みます。
いいお天気になって車窓の景色は気持ちがいいですね・・・
------------------------------------------------
スノーモンキーって、雪の上で生活していて、暖をとるため
地獄谷野猿公苑で温泉に入るお猿さんのこと、
時々、テレビでも見ますね。
(画像はweb一覧画像より)
地獄谷野猿公苑は、ここ湯田中からバスで15分、さらに歩いて30分らしい。
今度ゆっくり、お猿さんを見に行きたいです。
ところで・・・
特急スノーモンキーって、車輛自体、ちょっと変わっている。
運転手さんに続いて、一番前から乗りこんだんだはずなのに、
シートがずっと真ん中くらいまで後ろ向きになっているんです。
シートを回転させようと思っても動かない。
さっき乗った人は運転手さんではなく車掌さんだったんじゃないかと思って、
坐っている人に進行方向はどっちかと、思わずきいてしまいました。
そしたらそのひとは、自分の肩越しに後ろを指さして
あっちです、ですって!
(始発駅なのに愚問でした。恥ずかしい~~)
見たら真ん中から後ろは進行方向にシートは並んでいます。
この電車は集団見合いなの!?って思わず突っ込んで
しまいました(もちろん心の中でです)。
荷物用の網棚も飛行機のようなキャビネットになっています。
ところが、どこを押しても引いても開けられない。
悪戦苦闘していると、後ろの席の人が、
そこは使えなくなっていますよって教えてくれました。
見回すと、車内はガラガラ、みんな横の席にゆったりと
荷物を置いていました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ローカル線にも変わった車輛があると不思議に思っていたら、
理由がわかりました。
特急スノーモンキーは成田エクスプレスの車両リニューアルにより
不要となった旧型中古車両を長野電鉄に譲渡した、って経緯だそうで、
知っている人が見たら、さあ空港へ行こう!って気分なんだとか。
旅は楽しいですね!!