ときどりの鳴く 喫茶店

時や地を巡っての感想を、ひねもす庄次郎は考えつぶやく。歴史や車が好きで、古跡を尋ね、うつつを抜かす。茶店の店主は庄次郎。

久昌寺  弁天池と蓮池  札所二十五番 ・・・秩父巡礼

2013-08-03 14:03:41 | 史跡

久昌寺 札所二十五番 

    

 本堂・・・御手判寺

 久昌寺の山門ですが、本堂まで距離があります。昔は茅葺だったそうです。

御手判というのは、札所開創の時、性空上人らが冥土からもたらした石札の一種で閻魔大王の手判石だと言われています。石柱のすぐ向こうに小さな仁王門。千社札の一枚も貼られていない門(むかしは・茅葺の門)は小さいながら品格高い仁王像を両袖に納めています。

 ・・・ 観音堂 ・・現在は改装中でシートが掛かり中の拝観は不可。

   古くは、この水上に弁天堂がまつられ参詣したというが、今は池の対岸にある久昌寺の境内に移されている。

この池は、弁天池というのだそうです。よく見ると、鯉が泳いでいます。2007年に「新潟地震」が起きて、新潟中越村の錦鯉が飼育不能になりました。その時、中越の錦鯉の一部をを緊急避難した池が、この弁天池だそうです。和尚が言うには、最近白い鳥が集団でやってきて、池の錦鯉を食ってしまい困っているとのこと、そういえばTVで、関東に海猫が大発生して、生け簀の魚が被害を受けた報道がありましたが、・・・そうか、ここが被害地でしたか・・・

 

     弁天池に一段高く、蓮池があります。古代蓮です。

   

                        

彼岸花の一種でしょうか。花の色はピンクで、百合の形。葉っぱのないので、彼岸花と想像・・・詳しくないので、こちら方面にあかるい方は、フォローを御願いします。

 

遠望に山が見えます。・・・山と山の間にダムが見えます・・・・

住所;秩父市久那2215

 

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法泉寺 高台から武甲山が見える 札所二十四番 ・・・秩父巡礼

2013-08-03 11:35:47 | 史跡

 法泉寺  札所二十四番

116段の石段、あえぎあえぎ・・・登りつくと、木立を抜けて涼風が肌を撫でる。

   石段を登り切るとひと休み、・・ 一休さん

本堂・・

    木立の間に、武甲山・・・     高台から眺める絶景の、山と里

 

  ・幹 ・梢 ・・・白檀・・ビャクダン、香木

白檀のことをですか?と聞いたら、住職の奥さん?が、そうですよ、植木屋さんが字を間違えたみたい、と言っていました。この大きさの白檀は、珍しいみたいです。

   ・・黒文字の木。葉の黒い模様が文字に見えるとか・・自分には分からない

こちらも、葉を揉むと、葉液から強い香りを発する。

・・・・・ 白檀とか黒文字の木とか、香の木がなぜここなのか、この寺との関係は分からない・・・

・・・・・・・・

                黒文字の香る礼所の夏涼し   裕

               友人から送られた句を披露します。

                                             ・・・・・・・・・

こぼれ話 「楊枝」・・・黒文字の木は、香り高い楊枝になる

クロモジは、暖地の里山に、普通に生えている。その楊枝はどこでも作られていたのだろう。

千葉県君津市久留里では、古く江戸時代から、このクロモジの楊枝を特産品としていた。久留里藩の藩士が貧しさをしのぐため、内職として楊枝を作っていたらしい。それは久留里城の異名である雨城の名を使った、「雨城(うじょう)楊枝」の名になった。樹皮の部分に、香りの成分が含まれるため、皮つきで楊枝は作られる。細工加工された楊枝で、和菓子などに添えられているのは、誰でも見たことがあるのではないだろうか。

 

 

 

 

 

 

場所;秩父市別所1586

 

 

コメント (2)
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