”しゃが”と”木鼻彫刻”
in 卯月の正法寺 巌殿観音
しゃが
参考:しゃがの群落 慈光寺
木鼻彫刻
木鼻とは「木の先端」という意味の「木端(きばな)」が転じて「木鼻」に書き換えられた
ものです。頭貫などの水平材(横木)が柱から突き出した部分に施された彫刻などの装
飾をいいます。
「大仏様木鼻」には象鼻・獅子鼻・獏鼻などがあり、「禅宗様木鼻」には渦紋・植物紋
などがあります。我が国が誇れる独特の建築意匠です。
獏 ・・中国から日本へ伝わった伝説の生物
体は熊、鼻は象、目はサイ、尾は牛、脚は虎。昔に神が動物を創造した際に、余った半端物を用いて獏を創造したと言われている。獏は悪夢を喰う。転じて、”邪除け”。
正法寺の祠の彫刻
木鼻彫刻・獏
鶴 ・・破風彫刻