[ 小魔人の小部屋 ] 枚方市の学習塾“ベスト学習会”の別宮利彦の一昔前の回顧録

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別宮利彦の『小魔人の小部屋』
こっそり垣間見てにんまり微笑んでください

パールハーバー記念日

2007-12-08 | 歴史カレンダー

1941(昭和16)年12月8日(現地ハワイでは7日)、
日本軍がハワイ・オアフ島・真珠湾のアメリカ軍基地を攻撃し、
3年6ヶ月に及ぶ太平洋戦争が勃発した日。

アメリカ人たちにとっては、この日はリメンバーパールハーバーといって、
全米の生き残った兵隊さんがパールハーバーを訪れて式典を行っている。

今から10数年前の、パールハーバー50周年となる節目の1991年のこの日に、
私はハワイに滞在していた。

そして、パールハーバーの海上に建設されたアリゾナ記念館を訪れた。
海上にある白亜の慰霊塔に立つとすぐ足の下の海の中に、巨大な戦艦アリゾナが
水没しているのをハッキリと見てとることができた。

この記念館から見える真珠湾の景色は、ここで約50年前に惨劇が起こったことなど
信じられないほど穏やかで美しいものだった。

ハワイを訪れたのはホノルルマラソンに出場するためだった。
ホノルルマラソンは毎年12月第2日曜日に開かれている。

当時、大学生だった私は、一度、42.195kmのフルマラソンに挑戦してみたい
と思っていた。そして、どうせやるなら、景色を楽しみ、気持ちよく走りたいと考えた。

しかし、マラソン自体は、ものすごく過酷な暑さの中、楽しむなどという
余裕などなかった。

途中でリタイアせず、何とか完走したというものだった。
タイムなんて、恥ずかしくて恥ずかしくて…

でも、ホノルルで走ってよかったと思うのは、沿道の人たちが
とても温かく声援してくれることだった。

エイドステーションでは、ボランティアの人が飲み物を提供してくれ、
通り過ぎるランナーたちが少しでも暑さをしのげるようにと、
霧状にして水をかけてくれたりなどなど…。

地元の人々が土台を支える、素晴らしい雰囲気の大会であった。



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