顎関節症と闘う整体師のひとり言

自分も顎関節症と闘った経験から、その苦しみを理解している整体師として、顎関節症患者にいろんなアドバイスを送ります。

市販のサプリメントの効果は?

2014-01-19 22:19:02 | 施術日記
市販のサプリメントの中でテレビコマーシャルで紹介されているグルコサミンやヒアルロン酸などは

はたして効果はあるのですか?という質問を患者さんにされることがある。

効果があるのか?それともないのか? 

私的な意見でサプリメント製造会社にご迷惑がかかってもいけないので何とも言えないのではあるが

一つ確かなことはプラシーボ効果は期待できるということである。

プラシーボ効果とは、すごくわかりやすく言うと思い込み効果である。

要は信じていれば効くかもしれないということだ。

でも皆さん、これ馬鹿にしちゃあいけないのですよ。

実験をするとわかるのだが、子供が風邪引いた、やれ頭が痛い、などと騒ぐ時に、

「はい、これが薬だから飲んだら治るよ」と言ってメリケン粉でも片栗粉でも少量与えると

これが不思議に治っちゃうのです。

嘘じゃありません。  日本にも昔から「病は気から」という言葉があるでしょ?

これ本当なんですよ。

だから、ヒアルロン酸やグルコサミンは体内に吸収される時に最終的にはアミノ酸まで分解されるのだから

それが関節に効くなんて嘘っぱちなんだよ、というお医者さんの意見だって、間違いといえば間違いなのであって

効くと思って飲めば効くし、怪しいと思って飲めば、たぶん効かないんだろうね。

サプリメントは薬ではないので、自分の信念に従って活用すれば、おそらくあなたの健康に少なからず

良い効果をもたらしてくれるのではないだろうか。

テレビが伝えるダイエット運動の愚

2014-01-18 08:23:50 | 施術日記
昨夜TVを観ていたら、カーヴィーダンスを紹介していた。

何年か前にビリーザブートキャンプなるダイエット運動が流行ったことがあるが、私から見れば

どちらも同じで、普通の生活をおくっている方々には、とてもじゃないが実行できる運動ではない。

樫木トレーナーやビリー隊長の体をみると確かにすばらしい体をしていらっしゃる。

そりゃあ、それが仕事ですから、、、。

私が毎日のように患者さんの体をあっちに持ち上げ、こっちに持ち上げしていて、だんだん太い腕に

なったのと同じで、こういう運動は毎日やれば結果はおのずとあらわれるのであって、だからといって

普通のサラリーマンが毎日やれる運動か?といえば、最低でも30分以上かかる汗だく運動を過酷な仕事を

終えた後に実践できる御仁は鉄のような意志をお持ちでない限りいないと思う。

やはり、もう少し現実的に考えなければいけない。

自分の体にどういう運動をしてあげれば、自分の体は喜んでくれるのか?

人によって、年齢によって、性別によって、健康状態によって、みなさんまちまちですから、

自分の体とよく相談してみて欲しい。

私のご推奨は、、、、、最低でも一日一回、骨盤体操(パタパタ運動)をやること。

なんせ、30秒で終わりますから、ズボラなあなたでも大丈夫!!!

五十肩は治せるか?

2014-01-15 22:06:38 | 施術日記
四十肩、五十肩、嫌な響きですね。

なった方でないとわからないと思うが、とても痛い。

私は38歳、43歳、53歳、とすでに3回も経験している。

なる度にいろいろな施術法、トレーニングをやってみたが、全部ダメだった。

まあ死に至る病ではないから深刻にならずとも良いのだが、やはり痛みは耐え難い。

就寝中に寝返りのたびに激痛で起こされる、、、。

なんとか治療法はないものだろうか?? いろいろな先生方と飲んだ時に話題にするのだが

未だかつて明瞭なお答えは頂いていない。今のところお手上げである。(ま、手は痛くて上がらないのだが)

ハッと気が付くと知らぬ間に治っている。

原因もまちまちで、はっきりしない。諸説あるが、全部正しい気がする。

でも、これだけは言っておきたい。

痛い時に、本当に何もしないでただ安静にしろという医者がいるけれども、実際にそうしてしまうと

治った時に、かかる前の体力の何分の一かに体力が衰えてしまっている。

痛くても、自分なりの体力トレーニングをやって欲しい。

五十肩は必ず治る。(私の場合だが、、、時間はかかっても必ず治っている)

多少痛くてもトレーニングをしながら治るのを待って欲しい。

年を取ってからのインターバルは取り返すのに時間かかりまっせ!!

幼少期の整体は?

2014-01-13 18:57:55 | 施術日記
整体というと大人になって肩が凝るからとか、腰が痛いから、首が痛いから、とかいう理由で行く所。

ですよね?みなさんのイメージは。

実はまだ体の柔らかい幼少期にこそ整体やカイロプラクティックが必要なのですよ。

幼少期から思春期にかけては、どんどん体が成長する期間だ。

成長する時期に骨格が歪んだままだと、当然ながら歪んだまま成長することになる。

原因のわからない側弯症は別にして、最近の若い人に多い蛇背やストレートネックなどは

体の歪みが原因の骨の病気だろう。

今、私のところには小学生、中学生合わせて7人の子供たちが来ているが、その親御さんたちは

子供たちの骨格の安定も含めて、骨格の安定からくる精神状態の安定や集中力の持続力に期待を

込めているようだ。実際、落ち着きのない性格だった子供が一つのことに集中できるようになったり

する前例があるので、親御さんとしては、やってあげられることはやってあげたいとの気持ちらしい。

私のところでは、私の施術の効果かどうかは実証は出来ないが、小学三年生の時に斜頸を治しに来た子供が

今年、2年かかってようやく治った例がある。まだまだ未知の世界ではあるが、これからいろいろな症例の

改善がみられるよう全力を尽くすつもりだ。

あなたのお子さんは大丈夫ですか?ちょっとでもおかしいと思ったら、早いほど良いので

是非、お近くの整体院にご相談を!!

ギックリ腰という響き

2014-01-10 14:21:11 | 施術日記
「ギックリ腰になっちゃってさあ、、」という会話はよく耳にされると思う。

ギックリ腰というと、みなさん腰の骨がはずれたり、ずれたりして身動きが出来なくなった状態を想像されるだろう。

私のところに来られる患者さんも、そういうイメージを持って来られる方が多い。

ですが、そんな患者さんたちの90%以上は、たいていの場合に普段の姿勢が原因で腰椎の生理湾曲が崩れ

腰椎周りを覆う腰方形筋や大腰筋が不自然に引っ張られることで痛みを感じていることがほとんどで、

重篤な例はごく稀である。また、骨盤が歪むことで、お尻の深層筋である梨状筋がやはり不自然な状態を強いられ

骨盤腔内の坐骨神経に触れ、下半身の痺れや、腰痛を感じている場合も多い。

だいたいギックリ腰になる状況というのは、重いものを持ち上げようとしている時が皆さんの思い浮かべる絵図だと

思うが、その前の日常生活における体のバランスの崩れが根本原因になっているのだ。

要は、体のバランスを整え、筋肉バランスもとれた体作りをしていれば、ギックリ腰に見舞われる可能性は

格段に低くなるのである。

それよりも、腰痛だと思っていたら腎臓結石だったとか、背筋痛だと思っていたら膵臓ガンだったとかいう例が

よくあるので、単なる腰痛と甘く見ないで、原因をしっかりみつけることをおすすめする。