印刷会社シュービの村田です
サッポロビールから2月2日に発売されるビールがスペル間違えで一時発売延期になりました。LAGERをLAGARとして缶に印刷をしてしまったようです。
小さな部分でしたが、一旦は発売延期、商品は廃棄と決定したようです。
大手メーカーは信用第一、損害の始末は後からですね。
ところがニュースになり、SNS上で「廃棄は勿体ない!」と言う声が大きくなって、メーカーも一転発売する方向で決定しました。
その中でも
「#EじゃなくてもAじゃないか」って書き込みは上手いなーと感心。こんなコピーが出来たら商売繁盛するんですけど・・・
私も若い頃に大手スーパーの仕事で「3日間限り」とするべきところを「2日間限り」としてチラシを印刷してしまいました。校正時に2日間から3日間に変更するように言われ、修正をしたのですが、修正前のフィルムを協力会社に渡してしまいました。
損害賠償金はとんでも無い金額でしたが、それが評判になり仕事がとても増えました。災い転じて福と為すです。
今回のビールも売れると思います。
現在は全てデータで処理するので、校正時に修正が入り「AからEに直し」社内やクライアントに再度確認して貰い、下版。
でも、下版したデータは修正前のデータ。こんなパターンは
「先祖返り」
って言われて結構多くの印刷屋が経験していると思います。
正しいデータは此の世に一つ!
古いデータは絶対に残すな!が原則です。
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