横浜の印刷会社シュービの村田です。
PP加工*した印刷物はリサイクル適正が有るのか、お客様よりお問い合わせがございました。見た目は紙にビニールが貼って有るのでこれを簡単に紙に出来るのか不思議ですが「リサイクル適正B」で板紙になるようです。
どの様な工程で紙に戻せるのか、一度見学に行きたいと思います。
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一般的なノートやチラシ等に使う再生紙にする為には、「リサイクル適正A」の用紙に加え、インキやトナーも適切な材料を使うことが必要です。
ただ、現状では再生紙を作る為の古紙が不足していて70%のパルプを混ぜて作っています。昔と違って本当に古紙を混ぜているので、用紙がグレーっぽくて少しザラザラしてきました。
シュービでは「持続可能な紙」FSC紙の取り扱いもございます。ご相談ください。
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牛乳パックも紙として使われるようですが、洗い方がいい加減だと牛乳が腐って酷い悪臭を放ちます。古紙回収業者さんは本当は扱いたく無いのでは?と思ってしまいます。
*PP加工とは「ポリプロピレン加工」を略した呼び名で、印刷用紙の表面をコーティングするラミネート加工の1種
リサイクル適正一覧表です。出来る限り「リサイクル適正A」ランクで使うと循環型社会が構築出来るのかな?と思っています。
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PP加工をするメリットは、綺麗で長持ちすることです。長く使えるならこれも環境に良いと言うことです。
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