浮かんでいます。
11時
夕方からは寒気の吹き出しで一時は寒くなるらしいが、もみじの葉
散らないで残り、今年も暖冬でほぼホワイトクリスマスは期待薄、
スキー場も年末寒波を待つしかないらしい。
九月下旬に訪れていた『水無瀬神宮』のお話を
目的は「名水百選」に選ばれた「離宮の水」を頂きに伺つたのですが、
平安時代、水無瀬の地に後鳥羽上皇の離宮・水無瀬殿があり、上皇の
死後、臣下の水無瀬信成親子が菩提を弔ったのが、水無瀬神宮の始まり
『増鏡』に、「えもいはずおもしろき院づくりして、・・・
はるばると川にのぞめる眺望いとおもしろくなむ」と
当時の離宮の様子が描かれているそうです。
場所は大阪府三島郡島本町にあり、鎮守の森の中に続く参道があり、
50mほど進むと、薬医門形式の「神門」で桃山時代の建立です。
祀られた名刀を盗みに入ろうとした石川五右衛門、神威により門内
へ入れず、立ち去る折の残された手形が・・・といわれる。
門をくぐると、右側にご本殿があります。
京都御所の旧内侍所の旧材を用いて寛永年間に移築され、最初に
お参りをすると神前に塩が置かれており、いただいてまいりました。
本殿前に有名な「都忘れの菊」は、今年はダメなようです。
順徳天皇が流された佐渡の地で菊の花を好まれた父・後鳥羽上皇を
偲び、行在所に咲く野菊を『都忘れの菊』と命名されたそうで、
佐渡より移植されたものです。
『いかにして 契りおきけん白菊を 都忘れと名づくるもうし』と
そして主目的の『離宮の水』の汲み場へ。神門の左側になり、
ペットボトル3本まで無料でいただくことができます。
水無瀬川の伏流水でサントリーの山崎蒸留所と同じ水系になり、
硬度は平均87.0㎎/lで軟水です。
この水、神宮の神饌に用いられ、神聖な井戸水が、茶道の初期から
利用され続け、現在成人の日に 水無瀬神宮では大茶盛が催されます。
また神宮内の庭園に、 重要文化財の茶室「灯心席または灯心亭」と呼ぶ
数寄屋風書院があり、貴族好みの茶室で江戸時代初期に後水尾天皇から
下賜され、 御所から移築されたと伝えられている。
隙間からのぞきました。
なおこの名水で連れ合いは「名水立て」をして、
おいしく茶を頂いたようだ。
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