小さな気圧の谷に入ったようで、冷え込みは緩く6.1℃、雲の隙間から7時過ぎに太陽が顔を現したが、直ぐ雲に覆われて最高気温も13.3℃と肌寒い奈良に。
10時半
2020年10.23奈良公園の紅葉③は石切峠から芳山南峰、下り峠の茶屋で昼食後
高円山ドライブウェーへ戻り春日山石窟仏、ダートの奈良奥山ドライブウェー
をてくてく歩き、鶯ノ滝へ一気に下りました。 (赤の太線の右側だけ)
石切峠で小さな芳山南峰のタグを見て、奈良時代後期の芳山二尊石仏を探しに
踏み跡を辿って荒れた山に分け入れば、興福寺大乗院殿御領山との石碑が
もう一つ小石碑には松園家持山と
芳山南峰520m登頂?、50mほど通り過ぎたが痕跡はなく、戻る羽目に
*なお芳山は4等三角点があるらしく、517.9mと
(後日、地図で調べれば、もっと北にあり、再度挑戦しよう。)
石切峠へ戻り、南に旧奈良市最高峰680mの「国見山」
を望める築180年の「峠茶屋」、話好きなおじいさんがやってきた。
平日は2・3人で今日も少ないと、賑わった春の坂道の頃の昔話を・・・。
黄粉と砂糖がふられた名物わらび餅500円と生姜湯400円を注文し、
持参したおにぎりで遅い昼食を
高円山ドライブウェー迄戻り、北へ少し行くと「春日山石窟仏」の表示で
50m程行けば、少し下りたところに覆い屋と金網で覆われている。
東大寺大仏殿建立時の石切場跡です。
平安時代後期のお堂跡になるそうだ。
右端の東窟から見てみると・・・右からは多聞天、観音菩薩・・・
左柱は東窟の仏塔、左:阿弥陀如来、釈迦如来、右:薬師如来、後:弥勒菩薩
東窟仏塔の右にして見れば、仏塔には阿弥陀如来?
銘文があり、久寿二年(1155)/欠失 保元二年(1157)/墨書名
写真の左側では、錫杖を持たれる地蔵菩薩さまがわかる程度・・・
東窟と西窟の境にも仏さまがおられるのですが・・・
もう少し角度を変えて、左端に銘文が・・・
さらに左側に移動し西窟で五仏、網目からレンズを入れれば・・・
右から如来形、大日如来、銘文、不空成就如来、阿弥陀如来、弥勒菩薩だが
大日さんと不空さんの間の銘文です。
さあこれから高円山ドライブウェーへ戻り、1.7kmてくてく歩きです。
芳山交番所を過ぎ、一方通行のダートの新若草山ドライブウェーに
そして休憩所が見え、鶯ノ滝駐車場へと行く橋が架かり、
世界遺産記念碑がある。
駐車場へは行かず、ドライブウェーを500m行けば三角錐の石碑、
そこを30m下れば、佐保川の水音が聞こえ、川を渡るは小さな橋が・・・
小さな滝が見え、えっこれ?
その後ろに目指す「鶯ノ滝」が、奈良の町中を流れる佐保川の源流域だ。
滝つぼにまで下りると
駐車場側の滝見台から
また元の新若草山ドライブウェーに戻り、若草山を目指します。