今朝もどんよりとした空、最低気温は8.2℃と平年より暖かいが、深夜には
また雨になるらしい。
午前中買い物に出れば公園のサクラはすっかり見頃を迎えているが、最高
気温は17℃迄のようで、花曇りの一日になりました。
東の空を見れば、微かに茶色に霞み、大陸からの邪魔者・黄砂の来襲か?
PM2.5と黄砂予報では、PM2.5が「やや多い」、黄砂「少ない」と

NHKラジオ深夜便・今日の誕生日の花はモクセイ科の「レンギョウ・連翹」
中国原産、落葉性の低木で、直径2cm~3cm程の黄色い花(黄金色)を枝一杯
に咲かせ、春を知らせてくれる。
和名は漢名・連翹の音読みで、平安時代の漢和辞書「新撰字鏡(898‐901頃)」
に記載されたのが始めと考えらる。
さる高校グランド沿いに200mほど、レンギョウが例年より早く満開に。

黄色い花弁は4枚、中心に雌蕊1つ(柱頭の先端は2裂)、雄蕊2つの筒状花で、
花言葉は「達せられた希望」「情け深い」

1991年の今日、日本画家「橋本 明治・はしもと めいじ」の命日で33回忌に。
合掌
島根県浜田市生まれ、太い線描と明快な色彩、大胆な構図による橋本様式を
確立され、現代日本画壇に新境地を開いた日本画の大家です。
1971年日本芸術院会員に、1974年文化勲章受章されている。
橋本さんは1940年~1949年にかけ「法隆寺金堂壁画」の模写に参加された。
1949年の金堂火災で焼損した法隆寺金堂壁画の再現模写に1967年から1968年
にかけて、主任として参加され、奈良にも縁のある方のなる。
現在法隆寺は世界遺産になり、一部焼損した金堂壁画も重要文化財に指定。
当壁画は7世紀後半~8世紀前半の作で、仏の世界や菩薩が描かれ、インド
アジャンター石窟群や中国・敦煌の莫高窟の壁画と並び、仏教絵画の至宝に。

なお一部模写された部位は違う場所に移されており、焼損を免れている。

法隆寺では、焼けた金堂初重の木部とともに大切に保管されてきた。
2015年に、それらの恒久的な保存と文化財としての活用を検討するべく、
法隆寺金堂壁画保存活用委員会を立ち上げ、科学的な観点から総合調査を
続けられてきている。
大野玄妙・前管長の遺志でもある、壁画の現地での一般公開を目指し、現在
もその実現に向けた各種の学術調査を継続中で、2021年にはクラウドファン
ディング(CF)を行い、金堂壁画の保存活用活動資金に広くご支援を募ると
共に、ご支援いただいた皆様を壁画収蔵庫見学にご招待されている。
3月18日に、法隆寺金堂壁画保存活用委員会(委員長・有賀祥隆東京芸術大
客員教授)が開かれ、壁画の将来的な一般公開に向け、壁画を保存する収蔵庫
の改修が必要などとする提言案が報告された。
提言案では、公開に伴う収蔵庫内の環境変化を最小限にするため、入り口に
前室に当たる「風除室」を設けて空調管理ができるようにするべきだと指摘。建物の一部の耐震強化や防火設備の更新も検討が必要とした。
壁画の分析や保存に向けた研究は引き続き行う。 (毎日新聞より)
一般公開がされれば、見たいものですね。