カメラを片手に

菅原天満宮遺跡天神堀で道真公が産湯?

今朝も8.6℃と平年並みまで冷え込み始め、秋らしい冷たさも慣れてきており
雲量は多いが、雲間からの日差しで気温は昨日同様20.2℃ほどなった。
      10時、15.6℃、64%

昨日の続き「喜光寺」は元菅原寺と呼ばれ、奈良市「菅原町」に位置する。
東側の道を隔て地名は「菅原東」に変わり、100m北上すれば「菅原天満宮
最古の天満宮とされるが、地元の人は「菅原神社」と呼んでいる。
      

「菅原」の名の由来はスゲ(菅)の自生地・草原を意味し、秋篠川(支流を含む)
による低湿地帯、その右岸に「天穂日命」を祖神と祀る古代豪族土師氏
「土師宿祢」、埴輪や土器等の製作にあたる本拠地となった。

14代の野見宿禰(相撲の始祖)も遠祖として祀られ、その後「菅原道真」の三代
前に土師氏から菅原氏と名を代え、天満天神さんとなられた道真公、
この三神が祀られており、 二礼二拍手一礼を。
主祭神:天穂日命(あめのほひ) 
    野見宿祢命(のみのすくねのみこと)
    菅原道真公(すがはらのみちざねこう)

927年成立の『延喜式』神名帳では大和国添下郡に「菅原神社」と記載され、
式内社に列している。

神社の50m程東側に小さな池があり菅原院の一部で「菅原天満宮遺跡天神堀
とされ、ここで菅原道真公が産湯を使われたという伝説がある。
信じるかは・・・。


菅原地区は、近鉄西大寺駅から歩いて10分ほど、集落のまわりはほぼ住宅地に代わり、継続中の近鉄西大寺駅南土地区画整理事業で阪奈道路まで広い道が
通り見違えるようになったが、近鉄西大寺駅直ぐの真言律宗総本山「西大寺」東門をくぐれば、喧騒からかけ離れた祈りの場が広がっていた。 (続く)
   

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