今日から6月朔日、水無月(みなづき)なのに五月晴れで、15℃台と清々しい朝
を迎えた奈良、最高気温は30℃と真夏日とされている。
現在は午後1時半で29.9℃と、もう少しで真夏日、どおりで暑いはずだ。
さて「水無月」は旧暦での話ですが、新暦でも使われるようで、
意味としては「無」→「の」として「水の月」とする説が有力なようだ。
また異名は16以上と多数みられるが、奈良盆地では田植えはこれから本格化、
田に水が張られており「水張月(みずはりづき)」かな
午前9時半、24.1℃、54%:奈良地方気象台アメダス
今日は第146回「気象記念日」で気象庁の創立記念日、1875年のこの日、東京
・赤坂葵町に日本最初の気象台「東京気象台」が置かれ、気象と地震の観測が
始まり「全国一般風ノ向キハ定リナシ天気ハ変リ易シ但シ雨天勝チ」 が天気
予報の最初だそうで、当たり障りのない予報にびっくり。
現在は国土交通省の外局「気象庁」ですが、働き方改革で縮小されるの?
昨年秋に気象庁が発表した「生物季節観測種目・現象の変更」によれば、
全国58 地点で植物34種目、動物23種目を対象に、開花や初鳴き等を観測していたが、生態環境の変化により、標本木の確保や対象生物の確認が困難なため
動物季節観測は全廃し、生物季節観測も6項目に変更と。
あじさいの開花、いちょうの黄葉・落葉、うめの開花、かえでの紅葉・落葉
さくらの開花・満開、すすきの開花・・・
寂しいことですね。
実は気象庁において現在の予報ではスパコンや気象衛星などのITシステムが
必須だが、ITシステム予算は2015年以降減少が続いており、昨年度590億の
予算枠で2億と。
これではシステム更新など望むべくもない。
気象庁はホームページでの広告の掲載を始めるも・・・現在は中止に
生物季節観測項目の削減も、働き方改革それとも人件費の低下につながる?
気象観測はかつては軍備増強とともに発達してきたが、地震や台風観測と、
これから迎える梅雨末期や台風時期には、毎年のように豪雨災害が発生し、
今では国民生活の根幹にかかわる国土維持の必須アイテムですよね。
与野党の国会議員さん、気象庁予算の増額をお願いできませんか。
さて梅雨の花の代表は「アジサイ・紫陽花」と「ガクアジサイ・額紫陽花」、
この二つは今日の誕生日の花にあたる。
気象庁によれば「あじさいの開花」は、7府県のみ(5/31現在)、
奈良はまだ、昨年は6月3日で平年比11日早かったが・・・
我が家のガクアジサイの一つ「ヤマアジサイ」4種は、既に開花している。
5月20日 6月1日
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今年は赤くならず、青や紫色になり、少し土壌が酸性化したようだ。
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この白いアジサイは、酸性度に関わらずアントシアニン色素を持たないため
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花言葉ですが、花の色によっても違うが・・・
アジサイ全般では、「冷淡」花色の印象から、「辛抱強さ」は花期の長さから
その他には「冷酷・heartlessness 」「無情」「高慢・boastfulness 」 など。
英語では「You are cold」・・・あなたは冷たい人と。
ガクアジサイ・額紫陽花は「移り気」 花の色が咲き始めてからだんだんと
変化することに由来します。
紫陽花は床の間でほほ笑む様に見守っている。