越えており、日中も3月上旬の暖かさに。

そして早くも桜の開花予想が・・・
全国的に早くなり、大阪は3月25日と早い予想が出ていますね。

玄関にはまだ飾られているのは正月飾り

「初子の色紙」と「振々香合」、最後に紹介するのは『万年青(おもと)』です。
赤い実が印象的ですね。
『あらたまの年のひかりに万年青の実』 飯田蛇笏

「万年青」の名、由来は語源辞典によると
〝 株が大きいことから、大本(おおもと)の意といわれる。
また、葉が常緑で「青本(あおもと)」からとする説もある。
寿命が長く、葉がいつも変わらず青いことから「万年青」と書く。〝
このことからめでたい植物、不老長寿の縁起のよい植物といわれ、
徳川家康が江戸城入場の際、万年青を手に持ち入城されたことで、新築・
新居・開店・引越し祝い・結婚式に贈るようになった。
元来幅広い深緑で長楕円形の30㎝大の葉が、江戸時代は大名のもとで葉
の型変わりや斑入りなどの変化を愉しむ(芸という)唯一の標準種、
その後一般に広がり、多くの品種が生み出され現代に続く古典園芸植物で、
我が家の庭、日陰の二か所の植えられており、四季を通じていつも青く、
丈夫で、ほとんど世話をしなくてもよいのがうれしい。


公益社団法人日本おもと協会では1000種以上にわかれ、
大葉系、薄葉系、羅紗系の三種類に分類されると。ブームだったころは
一鉢???万円、趣味?の世界は恐ろしく深いですね。