昨夕からの冷たい雨は断続的に降っていたが、昼過ぎには止み総雨量は38㎜で
、東の春日奥山はまだ雲の中、徐々に雲が上がり出している。
若草山の一重目や御蓋山が見えだし、明日・明後日は良いお天気のようだ。
14時、13.2℃、95%
アメリカ合衆国の歌手・俳優の 「ハリー・ベラフォンテ Harry Belafonte」
4月25日にうっ血性心不全のためニューヨーク市の自宅で96歳で死去された
との一報を聞き、56年の「バナナ・ボート」を思い出した。
「ダニー・ボーイ」などのヒット曲もあり、50年代にキング牧師と出会いが
公民権運動の活動家への道に。1985年「ウィ・アー・ザ・ワールド」収録も
呼びかけており、口癖が「アーティストになった活動家だった」と。
24日の散歩はやや遠くまで出かければ、この里山も竹で覆われ、筍取り用、
でももう旬は終わりで、葉を落とし「竹の秋」になっている。
田んぼでは、米作りのはじめで、田起こしされた田には水が入り、一部は苗作
り用にと均され、鍬できれいに整備される人の姿が目に。
この辺りは6月初め、一斉に田植えが始まります。
里山際を歩いていると、紫色の小さな花が目に・・・
シソ科の「カキドオシ・垣通し、垣通」Glechoma hederacea subsp. grandis
東アジアやヨーロッパ原産。つる性の多年草で、日向でも育つが、半日蔭の湿
気の多い場所の方が育ちやすい。
日本人には古くから薬草や食べられる野草として親しみがあり、後述するほど多数の名前をもつ。
茎や葉を揉むとシソのようなミントのような香りがあり、和ハーブとしても
料理に利用され、また柔らかい葉や花を天ぷらにして揚げたり、パスタや炒め
物にしたりして食べるようです。
近年、茎や葉を乾燥させお茶代わりに飲めば健康維持やダイエットに良いと。
和名の由来は生け垣などで、隣接地から垣根を突き抜けるほど勢いよく伸びて
くる様子からカキドオシに。
薄紫色の花は葉腋に1〜3個ほど付く。花びらは唇のような形の花弁で、下唇は
4つに裂していて内側には濃い紫色の斑点がある。
茎の断面は四角く、全体に細毛があり、葉はギザギザの鋸葉(ノコギリバ)で、
草丈は5cm〜25cmになる。
また丸い葉が並んで見えることから別名「レンセンソウ・連銭草」、
小児の癇の薬にする薬草にするところから 「カントリソウ・癇取草」とも。
ゼニクサ、ミソバナのほか、地方ではヤマスミレ(青森県)、モーセン(秋田県)
、カジバナ(新潟県)、アサッペイ(島根県)、カキドクサ(熊本県)などとも。