霞む春日奥山の稜線から陽が上り、春の陽差しを浴びて最低気温は7.7℃から
上昇し、14時頃には22.7℃と5月初旬並みに。
奈良の桜も一気に満開になりそうですね。
だが明日昼過ぎの雨を境としてからやや冬型の気圧配置に・・・。
金曜・土曜は15℃前後で花冷えになり、長く満開を楽しめる?。

さてNHKラジオ深夜便・今日の誕生日の花はアブラナ科「ダイコン・大根」
地中海または中央アジアの地域が原産とされ、古代エジプトで食料とされた。
和名の由来は、古くは「大きな根」を意味する大根(おおね)を後に音読みされ
「だいこん」に。日本の多くのダイコンは根茎部分が白い品種で、スズシロ
「清白、蘿蔔」の別名もこれからになり、春の七草のひとつ。
花言葉はどんな料理にも合うことから「適応力」、または大根の根の白さと
花の色の白さから「潔白」と。

日本には弥生時代に渡来したとされ、記録としては日本書記に仁徳天皇が
八田皇女を妃として宮中に入れ、嫉妬した磐之媛皇后が山背に籠り、呼び
戻す歌の中に、ダイコンを「於朋泥 (おほね)」として記されている。
原)菟藝埿赴 揶摩之呂謎能 許久波茂知 于智辭於朋泥 佐和佐和珥
儺餓伊弊齊虛曾 于知和多須 椰餓波曳儺須 企以利摩韋區例
読)つぎねふ やましろめの こくはもち うちしおほね さわさわに
ながいへせこそ うちわたす やがはえなす きいりまゐくれ
再三の呼びかけにも、帰らない皇后、その後「山背(やましろ)」にて薨る。
平城京跡の北に『ヒシアゲ古墳・仁徳天皇皇后 磐之媛命平城坂上陵』がある
*ダイコンにこんな話があったとは驚きです。
今朝10時頃、用事で奈良市内への帰り道、寄り道したの平城京跡の桜は・・・
もう見頃になっていた。
第二次大極殿跡からの第一次大極殿を見る。

第一次大極殿院・南門(大極門)も完成して一般公開されていた。(次回に)

朱雀門

この桜は、第二次大極殿院の東西と南側が桜並木になっている。

東側の桜並木です。

東を見れば、若草山にもサクラが見られ、中腹の三笠温泉郷にもピンク色に
山麓には東大寺二月堂と大仏殿とが眺められますね。
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平城京跡の花見、明日昼までと次週前半が花見に良いかも。