今朝の奈良は暖かめの5.8℃だが、雲が覆い殆ど日差しはなく日中の最高気温
も16.6℃と平年並みで、肌寒ささえ覚える一日に。

今日の誕生日の花はキク科の「タンポポ・蒲公英(生薬,ほこうえい )」 Dandelion、
花言葉は「飾り気のなさ」

一個の黄色い花は舌状花と呼び、小さな花が円盤状に集まって頭花を成す。
頭花は日が照ると開き、日が沈むと閉じる。
子房が熟すと花は綿状になり、風に乗った種子は四方に散らばる。
『たんぽぽや日はいつまでも大空に』 中村汀女

「タンポポ」の名の由来は、諸説あるが、この二つが有力とされる。
①江戸時代に「ツヅミグサ(鼓草)」と呼び、鼓を叩く音を形容した
「タン」「ポポ」という擬音語とする。
②平安時代「タナ(田菜)」といわれ、タンポポの「タン」は「タナ(田菜)」
で、「ポポ」は花後の綿を「穂々」とした。
*『本草和名』918年や『倭名類聚抄』931~938には、
タンポポの漢名の蒲公英に、タナ(多奈、太奈)とフチナ(布知奈)

国会図書館デジタルコレクションより(本草和名・61/133)
今朝から急遽、見頃になった大和文華館の「三春滝桜」を見てきました。
本館へのプロムナード、あいにくの曇り空ですが、「ユキヤナギ」の白と
滝桜の薄ピンク色に、なまこ壁の本館が際立っている。

日本三大桜の一つの「三春滝桜」、今年は天然記念物指定100年です。
左側に一番大きな「三春滝桜」が見えてきた。

福島・三春から贈られた滝桜は来苑38年経ち、高さ10mほどにもなる。
東側からで正面で、椅子に腰かけて数人が見入っておられた。



南側からは

本館右側にもあるが、花は少ない。

奥に見える滝桜、蟇股池に向いている。

最後に梅林の脇は蟇股池、その畔にも一本、色が少し濃いようです。

週末には散り始めるような予感がする。