Olimexの新しいESP32評価ボードを見て、少なからぬ違和感を感じました。ESP32というと BT + WiFiのイメージを刷り込まれていたので、RJ45ジャックが付いていることに違和感を感じてしまうのです。最初は、Wiznetとか使ってEtherとつなげているのかと思いましたが、改めてデータシートを確認してみるとESP32がEthernet MACを内蔵しているではありませんか。RJ45のそばにあるのはPHYだったのですね。MII/RMIIをサポートしており10/100MHz対応となっています。
「あれぇ?Etherなんか入っていたっけ?!」と驚いて、2017/1/26の日付が付いている最新の
ESP32 Technical Reference Manualに目を通してみたものの、Ethernetのセクションがそもそもありません。IO_MUXの章にはピン割り当ての説明があるものの、それ以上の説明が一切ないようです。Olimexもこれからソフトを用意するということなので、Olimexが販売を開始するころには、Ehthernet MACの説明が追加された新しいマニュアルが公開されるのかもしれません。