NFC Booster packを使った実験の続きです。前回から何もソフトを変更していないのですが、タグの書き換えができることが確認できたので、今度は違う種類のタグを書いてみます。
NXPのTagWriterには、Bluetooth機器の名前とアドレスを情報として持つNDEFを作成、送信する機能が用意されていますので、これを使ってみます。まずは、情報の入力...
これを送信してやると、次のように成功を示す画面が表示されます。
確認ができたらTagWriterを終了して、音楽プレーヤを起動。そしてBooster Packに近づけると...
ペアリングの許可を求めてきます。この時点ではBluetoothの電源はオフ状態になっていますが、OKをタップ。すると、電源を入れて、ペアリングを実施。続いてWT32への接続を自動的に行ってくれます。
このようにして、NFCでかざすだけでBluetoothのペアリングと接続をおこなえることが確認できました。上記の一連の操作では、マイコンは全く関与していません。そのため、1枚100円もしないで買えるNFCタグシールのようなものを買っても同じことは達成可能です。
NFCを使ってのBluetooth接続の確立手順については、NFC ForumとBluetooth SIGによりBTSSPという標準化がなされています。この文書を読むと、NFCを使ってBluetooth接続をおこなう方法にはNegotiated Handover とStatic Handoverの2種類があることがわかります。タグシールでも実現可能なのは、Static handoverの方です。マイコンのソフトを用意してやれば、Negotiated handoverの方もできると思われるので、これに挑戦してみるつもりです。
NXPのTagWriterには、Bluetooth機器の名前とアドレスを情報として持つNDEFを作成、送信する機能が用意されていますので、これを使ってみます。まずは、情報の入力...
これを送信してやると、次のように成功を示す画面が表示されます。
確認ができたらTagWriterを終了して、音楽プレーヤを起動。そしてBooster Packに近づけると...
ペアリングの許可を求めてきます。この時点ではBluetoothの電源はオフ状態になっていますが、OKをタップ。すると、電源を入れて、ペアリングを実施。続いてWT32への接続を自動的に行ってくれます。
このようにして、NFCでかざすだけでBluetoothのペアリングと接続をおこなえることが確認できました。上記の一連の操作では、マイコンは全く関与していません。そのため、1枚100円もしないで買えるNFCタグシールのようなものを買っても同じことは達成可能です。
NFCを使ってのBluetooth接続の確立手順については、NFC ForumとBluetooth SIGによりBTSSPという標準化がなされています。この文書を読むと、NFCを使ってBluetooth接続をおこなう方法にはNegotiated Handover とStatic Handoverの2種類があることがわかります。タグシールでも実現可能なのは、Static handoverの方です。マイコンのソフトを用意してやれば、Negotiated handoverの方もできると思われるので、これに挑戦してみるつもりです。