しばらくぶりの更新ですが、この1ヶ月の間にNucleo-U575ZI用の基板を作り直していました。
当初は使用する部品数を最低限に抑えて、簡単に作ることをひとつの目標としていたので、音の再生にはSTM32U5のDACを用いていました。その目的は達成することができて、音楽の再生もDOOMのゲームの実行もできるところまではできたのですが、実際に音を聞いてみるとやはり12bitのDACでは高域がカットされてしまうので、音の厚みが欠けており満足のできるものではありませんでした。
そんなわけで、部品数は増えてしまうけれども、やはりCODECを載せることに方針転換。基板を作り直しました。CODEC制御のためにSAIとI2Cを使う必要が生じたので、それに伴いSTM32U5側のピン割り当ても一部変更せねばならなくなりました。ひと通り動くようになったら、回路図とソースコードを開示するつもりです。