前記事で書いたように、これまでのBluetoothサポートはBTStackのhid_host_demoとa2dp_sink_demoをベースにしたものを個別に使用していたために、HIDプロファイルとA2DP/AVRCPプロファイルを同時にサポートすることができず、その結果としてBluetooth Player機能においては音楽再生時にHIDプロファイルを使用してのゲームパッドからの操作が行えませんでした。この制限を撤廃するために、両者を同時に動かせるように修正を加えました。それに合わせて、設定画面も若干修正。
接続、動作中のプロファイル名を示すボタンを新たに追加しました。これらのボタンを押すことで、それぞれのプロファイルとの接続を切断することができます。
A2DPプロファイルが動くのはアプリケーションとしてBluetooth Playerを選択した時だけとしていますが、HIDプロファイルは起動後アプリケーションの選択画面が表示されている状態でも動作するようにしたので、選択操作もゲームパッドを使って行えるようになりました。