小出裕章さんにお話をきく。-5「4号機の現在と原発作業員問題。」
日刊ゲンダイ|ルポ漫画「いちえふ」を発売した元原発作業員が見た“現場”
>■現地で「フクイチ」と呼ぶ人は皆無
漫画のタイトル「いちえふ」。これにも報道に対する皮肉が込められている。
「作業員や地元の人は100%、福島第1原発のことを『いちえふ』と呼んでいました。報道では作業員とされる人が顔を隠してインタビューに答え、<フクイチでは…>なんて語っていましたが、本当に作業員だったの? と疑問に思いました。世間では、作業員は低賃金でこき使われて虐げられた人たちのように伝えられていましたが、実際は自己責任で判断し、自分の意思で来た人たち。みんな普通のオッサンですよ。下ネタやギャンブルの話、冗談を言って楽しく仕事していました」
さて、頻発している原発トラブル。竜田氏はこれをとても心配しているという。
「トラブルの種類が問題です。単純なミスなのか、構造的な欠陥なのか。最近は、誤ったところに汚染水を流してしまいましたが、これについてはキッチリ調べる必要があると思います。故意にやろうとすれば可能。いまは作業員の身元確認や背後関係などほとんどノーチェックなので、悪意のある人が現場に入り込める状況なのです。最低限度のチェックをした方がいいんじゃないかと思います」
へえ~、ほとんどノーチェックなんですね。
しかし、セキュリティを厳しくしてしまったら、誰も福島原発で働かなくなるんじゃないでしょうかw
自分の意思でわざわざ福島原発の収束作業に来ているというのも複雑ですね。
高齢者ならともかく、働き盛りが被ばくしながら働くのは命を削ってるのと同じ。
やめてほしいと思いますけどねえ・・・。
■明日のNHKスペシャルは原発作業員の確保の問題みたいですね。
Twitter / poponpgunyan: NHKスペシャル|シリーズ 廃炉への道第2回誰が作業を担うの ...
NHKスペシャル|シリーズ 廃炉への道第2回誰が作業を担うのか NHKスペシャルの番組公式サイトです。 http://www.nhk.or.jp/special/detail/2014/0425/ … 『労働条件が割に合わないなどの理由で、作業員が別の仕事を求めて廃炉現場を離れていく実態。』 明日か。これは面白そう。
(Podcast)ぽぽんぷぐにゃんラジオ 2013年4月21日(月)