Skb-RS ~ロードスターはじめました~

北海道でロードスター(NB8C)と
デミオ・スポルト(DE5FS)を放し飼いする日記。

Skb-RSとは・・・

Hジャングル

2009-11-26 23:20:17 | Weblog
このブログでたびたび登場する「H君」というのは、俺と会社の同期で、とにかくそのバカっぷり(良い意味で)には、会うたびに新鮮な驚きを与えてくれます。


今日、彼と会って話す機会があったのだけど、

彼はひそかにここのブログの愛読家らしく、

で、会うなり「シカがひかれるところ見たんだって?」と言ってきた。


ブログでの話を、現実界で話されるのはなんだか嫌なんだけど(だからブログで書いているのに)、

彼はこう続けた。

「カリブがシカをひいた、ってちょっとギャグになっちゃってるだろ。
 カリブーとシカは仲間なんだぞ」


と俺に教えてくれたのです!


もう、こんな恥ずかしいことはないですね。
たしかに、下らないギャグを俺は書きました。
反省しますw


しかし、彼は俺をカラカって言ってるのではなく、真剣にそう教えてくれているのです。


「そんなことは分かっている、わざとそう書いたんだ」

と、俺が返すと


「本当かよ、読んでるやつたぶん誰も気付いてねーよ」


とのことなのです。

まじですか。


皆さん、読まれてどうでしたか?

俺としては、彼の読解力のヘボさを指摘したいと思うのですが。
そのぐらい普通気付いてくれるだろ、ってことでね。


とにかく本当にH君と話していると、「普通」というのが何か分からなくなります。
「癒し系」な彼ですw




ところで

先日、「天空の城ラピュタ」が、再放送されていて、後半はなんだかんだで見入ってしまったのです。

子供のころは、これとかトトロとか魔女の宅急便を、よく見せられました。が、正直、ラピュタとナウシカは、少し難しい話で、子供には理解しずらいと思うんですよねェ

で、かといって、中学や高校のころに宮崎アニメに触れる機会というのも、これもほとんど無かったわけで。


ひさしぶりに見ると、話の深さに、かなり感動してしまった。
いままでは、ラピュタの世界にいる、生き残ったロボットだとか、悪者に勝ってハッピーエンドとか、そんな浅はかな感想しか持ってなかったけど。




飛行石のパワーに魅せられて、それを追う政府、軍隊、海賊。
それを手にするためなら、人々の命も顧みない。という、人間のおろかさ。
でもその石のパワーは強力すぎて、使い方を間違えれば文明も滅びてしまうほど。



この映画が作られた1980年代は、冷戦の時代。
まさしく、核のパワーのために怖ろしい競争が続いていた時代背景があった。
それを風刺というか、表現したアニメだったんだろうなぁ

と思った。

崩れていくときに、黒い四角いマスが連鎖的に崩壊していく描写なんか、なんだか核融合を連想させるなぁ、とか思いながら見ていたんだけど、考えすぎ?



結局、ラピュタは崩れ去って、空の彼方へ昇っていってしまった。
これを核の技術に置き換えると、このアニメは何を人々に訴えたかったのだろうか。


と、感慨にふけってしまったのだ。


さて、寝ます。