読書備忘録

私が読んだ本等の日々の
忘れない為の備忘録です

百名山石鎚山へ

2024-08-09 | 
四国遠征第3弾。試の鎖(74m)、一の鎖(33m)、二の鎖(65m)、三の鎖(68m)4つの鎖場制覇。百名山石鎚山、天狗岳。鎖場は前日の雨で濡れている箇所あり滑りやすかった。試しの鎖場は足の置き場が見つけににくく鉄の鎖に足をかけ登る。下りもあり苦労。3の鎖は68m直登。帰りは下りの鎖場は気力不足で回避道を降る。天狗岳への往復で時間を使い予定のバスに乗り遅れて頂上で知り合ったマイカー登山の方に西条駅迄送って貰う。今回はJR青春18切符を利用。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

染井為人著「悪い夏」

2024-08-04 | さ行
2017年第937回横溝正史ミステリ大賞の優秀賞受賞作。ノワールサスペンス。26歳の佐々木守は人口30万の千葉県船岡市役所の生活保護受給者のもとを回るケースワーカー。同僚が生活保護の打ち切りをチラつかせ、訪問した生活保護受給者の女性に肉体関係を迫っていると知った守は、真相を確かめようと女性の家を訪ねる。しかし、その出会いをきっかけに普通の世界から足を踏み外して・・・。生活保護を不正受給する小悪党、貧困にあえぐシングルマザー、東京進出を目論む地方ヤクザ。加速する負の連鎖が、守を凄絶な悲劇へと・・・・。主な登場人物が皆悪人。ちょっとした些細なことで人生が暗転し転落する恐怖。本当に生活保護が必要な人が貰えない日本社会が悲しい。私的には再読不適作品。
2017年9月株式会社KADOKAWA刊



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

染井為人著「震える天秤」

2024-08-02 | さ行
サスペンスミステリー。北陸のコンビニFYマートで高齢ドライバーによる死亡事故が発生した。アクセルとブレーキを踏み違えたという86歳男性の運転する軽トラックが店舗に突っ込み、店長を轢き殺したのだ。加害者は認知症の疑いがあり、警察は責任能力を調査している。事故に違和感を覚えた隔週誌「ホリデー」から派遣されたフリーライターの俊藤律(しゅんどう・りつ)は加害者の住んでいた福井県牧野市の村を訪ねるが、村人の過剰な緊張に迎えられて・・・「この村はおかしい。必死で何かを隠している」。取材に乗り出した律は、目撃者の17歳のアルバイト女店員の七海をきっかけに、続々と予想外の事実を知ることに。高齢化した過疎地、高齢者の運転免許返納問題。高齢者が絡む交通事故の裏側に秘められた真実が明かされた時驚愕の事実が解るのだが読後感は良い。
2019年8月角川書店刊
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

五十嵐貴久著「マーダーハウス」

2024-08-01 | あ行
サイコミステリー。大学合格を機に住居を探していた藤崎理佐は、偶然シェアハウス「サニーハウス鎌倉」を見つける。そこは少しバス停から遠いがセレブの別荘のような豪華な外見と設備、格安な家賃と好条件ばかり。すぐに住むことを決め、暮らしはじめ充実した日々を送っていたが、同居人が行方不明になったり立て続けに事故死する。前半はシェアハウスの素晴らしさや、人間関係が難しさや気まずさ、元々人間関係が得意ではない人には合わないという欠点など、そんなシェアハウス独特の日常の環境と人間ドラマが展開されるのだが、徐々の不協和音からの戦慄と恐怖が!不安を抱いた理佐は高校時代の友人に相談するが・・・。プロローグで犯行現場と犯人が登場するので、誰かが犯人だと推理しながら読み進めたが途中検討を付けたがそして誰もいなくなった展開で、シェアハウスという設定や人間ドラマが、全て真相に繋がっていたと予想外の結末のバットエンド。
2019年3月実業本社刊


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

映画・DVD「オレンジ・ランプ」

2024-07-27 | 映画
2023年日本映画。三原光尋監督作品。原作山田秀幸同名小説。 
39歳で若年性認知症と診断された丹羽智文氏の実話をもとに描かれた、夫婦の希望と再生の物語。9年前カーディーラーのトップ営業マンとして、充実した毎日を過ごしていそんな彼ですが、ある時から、顧客の名前を忘れたり、愛車の洗車を一日に何度もしたりなどの異変が訪れます。病院で若年性アルツハイマー型認知症と診断された只野晃一(和田正人)は、妻真央(貫地谷しおり)と2人の娘を抱え、不安に押し潰されそうになる厳しい現実に直面する。自分が何をしていたのかも分からなくなったり、普段通い慣れた道なのに急に自宅までの道を忘れてしまうなど、少し前のことを覚えられない認知症独特の症状が描かれ、背筋が凍るような怖さが描かれています。日常生活で普通にしていることが難しくなっていく病気。これが「認知症」そんな晃一に妻の真央は何でもやってあげようとするが、晃一は日ごとに元気がなくなっていった。しかし、ある出会いをきっかけに真央と晃一の意識に変化が訪れる。「人生をあきらめなくてもいい」と彼らが気づいたことにより、家庭や職場、地域など2人を取り巻く世界もまた、変化していく。病気と真正面から向き合うことで主人公にも笑顔が戻って来る。高齢化が進む社会において、身近な問題となりつつある認知症や介護問題。、病気と真摯に向き合って生きるヒントがいっぱい詰まった必見の映画でした。 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

染井為人著「芸能界」

2024-07-25 | さ行
エンタメ界あるあるを絡めミステリー風7つの短編集。黒い噂で業界から見放され、長年在籍したプロダクションを退所しようとしている俳優。・・・「クランクアップ」。人気女優を10年かけて育て上げ、今度はピン芸人と新人アイドルグループを担当する辣腕マネージャー。新しいファンを獲得しようと・・・「ファン」。Instagramにハマったベテラン女優。・・・「いいね」。容姿端麗な若い男たちをキャストにミュージカルを運営する女性プロデューサー。・・・「終幕」。ハゲやデブといった自虐ネタで笑いをとってきた30年の漫才師、昨今の容姿ネタNGという風潮に対する怒りや、ネタや企画も書かない相方を軽視する発言を繰り返す中、妻から相方の大切さを諭される。ベテラン漫才師のコロナ禍の苦悩を描いた・・・「相方」。誹謗中傷や家族の問題に悩まされているアイドル俳優。・・・「ほんの気の迷い」。「震災の町で芸能界の仕事をする娘を苦々しく思う父親の葛藤・・・「娘は女優」。元芸能マネージャーの経験を活かした著者が、きらびやかな世界の光と影を描いた短編集。特に「いいね」は、50歳のベテラン女優がインスタグラムにはまっていく話で、承認欲求が収まらず、周囲の人間が止めてもどんどん投稿がエスカレートしていく様子が面白く心情がよく理解出来た。
2024年2月光文社刊

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

五十嵐貴久著「スカーレット・レター」

2024-07-20 | あ行
ホラーミステリー。麻視出版の文芸編集者の春川澄香は、スランプに陥った新人作家の山科和美と打ち合わせのために作家の実家岩手県に行くことから物語は始まります。新幹線、岩手銀嶺鉄道、車と半日かけてやっとたどり着き、和美の実家の温泉宿の部屋で一息ついていると赤い封筒が目に入る。中に入っていた便箋を読むと歓迎の言葉が綴られていた。
その時、窓に何かがぶつかる音が。おそるおそる確認してみるとカラスがぶつかり、血を流していた。それをきっかけとするように老人の幻影が現れ、何かを訴えようとしてきたのだ。
 やがて、不思議な現象、和美の友人の不審死、ベストセラー作家の失踪等が・・・。全ての真相が暴かれた時、澄香が町を訪れた本当の理由が明らかになる展開。作家と編集者の関係がありきたり、起こる気味の悪い現象も、登場人物もリアル感がなく興味が持てないのは、後で解かることだが主人公と和美の家族が全員異能・異常者のせいだった。家族写真の日付2003年なのに銀嶺鉄道は2014年開業だし時代のつじつまが合わないのもよくわからないし、閉ざされた田舎の異常な宗教・習慣、死者と形だけ婚姻させる冥婚、死者の口寄せイタコなどオカルチックな展開についていけませんでした。
2023年3月実業之日本社刊
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

梅干しの天日干し

2024-07-19 | Weblog
当地方の梅雨が明けた。早速、6月に漬けた庭の梅木から収穫した梅1k。天然の赤紫蘇を購入して塩揉みしアクを抜き、梅と一緒に漬けた梅の仕上げ。雨が降らない事を願い天日干し2日目。初めての梅干し作りの体験。いつも毎年漬けていた親にコツや注意点をよく聞いとけばよかったのに、最早親は亡く黴を心配しての初挑戦だった。塩の分量を間違えて、3時間後に気づいてあわてて塩を取り除いたのが一番の失敗。なんとか塩分多めだが薄紅色の梅干し出来上がりだ。
今日は半日、干した梅干しと天気を心配しながら名古屋駅に用事で出かけたが、ビル内や地下街を歩くこと7000歩都会は意外と歩数が上がる。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

佐藤青南著「一億円の犬」

2024-07-14 | さ行
犬が絡んだミステリー。六本木のセレブ妻という設定で、SNSにマンガ「保護犬さくら、港区女子になる」を投稿している32歳の独身小筆梨沙。ある日、出版社の編集者から書籍化のオファーが来る。動画サイトで人気になれば億単位の収入も夢ではないという。プロフィールの嘘他人の画像を加工し投稿したサイトを取り繕うため年収一億円を夢見る梨沙は大胆な行動に出るのだが、想定外の“事件”に巻き込まれる・・・。殺人者は誰か、噓をついているのは誰か?人生で何度も嘘をつくことはあるが、嘘で塗り固められた人生とはどんなものなんだろう。SNSで自分を大きく見せることが楽しい人がいるのは想像できるが・・・金があれば何でも解決できるとは幻想にすぎない。嘘にまみれた主人公が保護犬と暮らし、やがて自分自身の人生を取り戻すハーピーエンドの展開に。犬を飼う事の思いが伝わって来る。
2023年11月実業之日本社刊

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

乃南アサ著「家裁調査官・庵原かのん」

2024-07-13 | な行
主人公は恋人を東京に残主人公して罪を犯した少年少女や親たちと面会を繰り返す30代の独身、福岡家裁北九州支部の少年係調査官。少年犯罪、貧困、毒親、虐待、障害・・・様々な理由で問題を起こし、家裁を訪れる少年少女や保護者たち。少年係調査官である庵原かのんの仕事は「臨床の専門家」として、彼らの“声なき声”に耳を傾けること。家庭や学校、社会が抱える問題にぶつかりながら、かのんはどんな人間に対しても諦めず、生きる力を信じて正面から向き合い更生を信じて奔走する6つの連作短編。補導委託先から急にいなくなった少年が、お使いの途中、母に似た人を見つけ追いかけていき、補導委託先に帰ってこない。一緒に暮らした期間も短ければ、愛情に包まれた記憶もないはずなのに、それでも少年は母親を求めて・・・鳥獣保護法違反「野良犬」。父親はペルー人(スペイン語)、母親はフィリッピン(タガログ語)、少年は日本で生まれ日本語しか話せない。そんな状況下で、家庭ではどのようにしてコミュニケーションを取っているのか?暴走族・・・「パパスの祈り」。「我が家の常識は世間の非常識」建造物侵入と遺失物等横領・・・「おとうと」。他に「自転車泥棒」強制わいせつ罪・・・「アスパラガス」売春防止法違反・児童福祉法違反・・・「沈黙」傷害・器物破損・・・「かざぐるま」。虐待や貧困など、事件を起こす少年達は皆、大人の知らないトラウマを抱えて心が歪んでいる。そんな彼ら彼女らに寄り添い、凍った心の内を優しく溶かしていく主人公の奔走ぶりが小気味よい読後感。是非続編を。
2022年8月新潮社刊

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

松本清張著「閉じた海―社会派推理レアコレクション」

2024-07-07 | ま行
平成4年(92年)死去の「社会派推理の祖」と称された作家。財閥系に伍して業界の中堅までのポジションに至った損保会社の戦後の混乱期に阿漕な手段まで駆使して成り上がった男たちの裏の顔を描いた話。損保会社の独裁社長の長年の秘書が、海外出張先で海に転落死。大学同窓生で、別会社での左遷直前に拾ってもらった主人公が出張直前の酒の席での彼の言動を思い出して不審を感じ・・・表題作(1973年)。無尽会社から発祥して地域の有力金融機関の地位にある相互銀行の裏の顔を暴くようなストーリー・・・「よごれた虹」(1962年)。他に短編、元警察官の冤罪がらみの・・・「雨」(1966年)の3編と資料編・社会派推理とは何か対談エッセイ・インタビューが収録されている。死んで暫くたつのに新刊出る作家は流石。どの作品も未完の感が強いが「上から見ないで底辺からみあげること。・・・まず疑ってかかるという姿勢」(P294)作家姿勢が解る作品でした。
2024年4月中央公論新社刊

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

奥田英明著「コメンテーター」

2024-07-01 | 奥田英朗
とんでも精神科ドクター伊良部シリーズ第4弾5つの短編集。
低視聴率にあえぐワイドショーのスタッフの圭介は、母校のつてで美人精神科医をコメンテーターとしてスカウトしようとする。が、行き違いから伊良部とマユミが出演することに。案の定、ふたりは放送事故寸前のコメントを連発するが、それは暴言か、はたまた金言になるのか・・・表題作。社交不安障害「対人恐怖症」、どうも自意識過剰というか。「コイツ、私のこと嫌いだろうな」「コイツ今、私のこと気持ち悪いって思った」と常に考えがちな大学生と中学生・・・「パレード」。アンガー・マネージメントを指摘されたパニック障害の男・・・「ラジオ体操第2」。広場不安障害・閉所恐怖症のピアニストの女性・・・「ピアノ・レッスン」。他にマネーゲームに取りつかれたデイトレーダー・・・「うっかり億万長者」。精神的な病を持つ5人が、トンデモ精神科医伊良部の治療を受けて新しい一歩を踏み出す展開。笑った、でも最後にはジーンきます。薬を出さずに行動療法だけで治すコロナ禍など時代の流れも入れながらも以前と変わらない伊良部先生とマユミちゃんが憎めなくていいね。
2023年5月文藝春秋社刊


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

藤岡陽子著「リラの花咲くけものみち」

2024-06-27 | は行
動物たちが、「生きること」を教えてくれた。 家庭環境に悩み心に傷を負った岸本聡里は、祖母とペットに支えられて獣医師を目指し、北海道の獣医学大学へ進学し、自らの「居場所」を見つけていくことに・・・聡里は獣医学部に進学すると、獣医師の仕事が動物を助けるばかりではないことを実感します。時には命の選択をし、助けられる命を見殺しにしなければならないこと。仕事は、小動物の臨床医(町の動物病院の先生)以外にも、国や地方自治体で働く公務員、牛や馬や豚や鶏を診る農業共済組合の職員、製薬会社やペットフード会社で動物実験を担当する社員など多岐にわたります。「動物が好き」という理由で獣医学の道に進んだ学生たちが、どのような感情で動物の命に向き合うのかが書かれています。「怖がっていたらなんの夢も叶えられない」。「苦しんだ人のほうが、初めからなんでもできるやつより強いよ」。動物は自分で自分の治療方針(命)を決められない、飼い主が決めるということは、当たり前だけど難しい問題です。北海道の大自然の地で、自らの人生を変えてゆく少女の姿を描いた心が温かくなる感動作でした。
2023年7月光文社刊

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今野敏著「マル暴 ディーヴァ」

2024-06-23 | 今野敏
マル暴シリーズ第3弾。
マル暴なのに弱腰な刑事・甘糟達男は、コワモテの上司・郡原虎蔵と、麻薬売買の場と噂されるジャズクラブに潜入する。
ステージで美しい歌声を披露する歌手・星野アイに魅了される二人だが、
彼女の正体を知って、史上最強の歌姫(ディーヴァ)とまさかの潜入捜査に・・・。
〈任侠〉シリーズの阿岐本組の面々や警視総監も登場、気弱で影が薄く、
周囲に翻弄される構図は毎回同じで、何度も笑ってしまいました。
予測不能の展開に笑える一気読み。
2022年9月実業之日本社刊

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

宇佐美まこと著「黒鳥の湖」

2024-06-19 | あ行
上場企業『ザイゼン』の社長財前彰太は、妻の由布子、娘の美華と三人で幸福に暮らしていた。ところが、世間を騒がす女性拉致事件のニュースを見かけ、彰太の心に不安が兆す。その快楽殺人者の手口に覚えがあったのだ。十八年前、反対を押し切って由布子と結婚するため、そして伯父の会社を奪うため、彰太はある〝罪〞を犯した……。主人公の財前は暗い行いで資産を得、会社経営者にのし上がり美しい妻と娘を得て豪邸に住んでいますが、妻の過去の愚かな行いは後々までやっかいな因果を残し、最愛の娘が登校拒否から非行に走りぐれて、あげくに失踪する。出てくる財前家の疎ましい過去の数々。「肌身フェチの殺人鬼」という見えない異常者がこの物語の恐怖感を煽り、やがて最終章ですべての謎が解けるのだが、幾重にも前半の張られた伏線の回収が見事です。途中犯人のめぼしはおおよそつくのだが人間の悪と因果を暴く衝撃の家族ミステリーでした。
2019年12月祥伝社刊 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする