2019年日本映画。武内英樹監督作品。原作・漫画家・魔夜峰央が1982年、埼玉県を自虐的に描いたギャグ漫画「翔んで埼玉」の実写映画化。出身地・居住地によって激しい差別が行われている、架空世界の日本。かつて東京都民からひどい迫害を受けた埼玉県民は、身を潜めてひっそりと暮らしていた。東京都知事(中尾彬)の息子で、東京のトップ高校である白鵬堂学院の生徒会長を務める壇ノ浦百美(二階堂ふみ)は、ある日、アメリカ帰りで容姿端麗な謎の転校生・麻実麗(GACKT)と出会う。百美は麻実に淡い恋心を抱き、互いに惹かれあっていく。しかし、麻実が埼玉県出身であったという衝撃の事実を百美が知ってしまい、2人は東京と埼玉の県境で引き裂かれることとなってしまう。・・・・
第43回アカデミー賞優秀作品賞・監督・他受賞している作品。映画館では見たくないけど地上波TVならと鑑賞。ローカルなネタがあるので関東以外の私からは理解しづらい部分もあるのだが、雰囲気で理解。荒唐無稽ばかばかしいコミックの世界を、女優の二階堂ふみ(男役)・GACKT・伊勢谷雄介・京本政樹などが真摯な演技で雰囲気を出していた。随所のパロディー場面・エンディングの塙の曲は楽しめた。
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