5つの連作短編風警察小説。
キャリアながら赤いレンガの博物館「警視庁付属犯罪資料館」の館長に甘んじる謎多き美女と、不祥事で左遷されて一刻も早く汚名を返上し捜査一課に戻りたい若い巡査部長。図らずも過去の犯罪の資料と証拠品を整理して保管する業務を追行しながら事件の「迷宮入り、絶対阻止」に向けて共闘することになった二人が挑む難事件の数々を解決する物語。
「復讐日記」はトリックと動機が見事に絡み合い面白かった。
短篇ゆえ無駄を省いた内容で難問ミステリーを見事に解決する手際は予想を覆すドン伝返しもあり読みごたえがあった。
意外な犯人「パンの身代金」交換殺人を扱った「死が共犯者を分かつまで」
「炎」26年ぶり起きた同一手口の殺人「死に至る問い」5つ。
続編もありかなと思わせる展開。館長の生い立ちやキャラが不明なの勿体無い。
2015年9月文藝春秋社刊
キャリアながら赤いレンガの博物館「警視庁付属犯罪資料館」の館長に甘んじる謎多き美女と、不祥事で左遷されて一刻も早く汚名を返上し捜査一課に戻りたい若い巡査部長。図らずも過去の犯罪の資料と証拠品を整理して保管する業務を追行しながら事件の「迷宮入り、絶対阻止」に向けて共闘することになった二人が挑む難事件の数々を解決する物語。
「復讐日記」はトリックと動機が見事に絡み合い面白かった。
短篇ゆえ無駄を省いた内容で難問ミステリーを見事に解決する手際は予想を覆すドン伝返しもあり読みごたえがあった。
意外な犯人「パンの身代金」交換殺人を扱った「死が共犯者を分かつまで」
「炎」26年ぶり起きた同一手口の殺人「死に至る問い」5つ。
続編もありかなと思わせる展開。館長の生い立ちやキャラが不明なの勿体無い。
2015年9月文藝春秋社刊
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