読書備忘録

私が読んだ本等の日々の
忘れない為の備忘録です

赤川次郎著「三人姉妹殺人事件」

2011-05-24 | あ行
「三姉妹探偵団」シリーズの佐々本綾子、夕里子、珠美と大貫警部シリーズの警視庁一の特異男「大貫警部」が共に登場する。
スーパーでアルバイトする綾子の上司が、酔っ払って寝た朝、目覚めると部屋には知らない美女の死体があり吃驚、身に覚えの無い不実の罪を着せられたサラリーマンの長くて過酷な逃亡が始まる。
その逃亡に手を貸したのは、何と三姉妹の佐々本綾子。
三姉妹はまたまた事件に巻き込まれる。
荒唐無稽なありえそうにない殺人の連続、この物語とにかく多くの人が殺されます。
1つの殺人事件をきっかけにいろいろな連鎖がおき、そしてそれぞれの事件やそれぞれの人物がどんどん関連してきて展開が破綻しないかと心配になったころ一気に終息。
たくさん登場する人たちがいるが深く心理描写がされず誰にも感情移入が出来ずに読み終えた。
脇役の三人の女性が、可哀そうなぐらい偶然の不幸が重なりながらの展開に意外と暗くならず気楽に読めてまったが、どうも初めて読んだベストセラー作家でしたがこの作風
個人的好みではないようです。
2011年4月講談社刊

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