読書備忘録

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映画「アド・アストラ」

2019-10-05 | 映画

2019年米SFスリラー映画原題「Ad Astra」ジェームス・グレイ監督作品 近未来、地球が突然パワー・サージに襲われて多数が死亡する事態が起きる。地球外生命体の探求に人生をささげ、宇宙で活躍する父クリフォード(トミー・リー・ジョーンズ)の姿を見て育ったロイ(ブラット・ピット)は、自身も宇宙で働く仕事を選ぶ。しかし、その父は地球外生命体の探索に旅立ってから16年後、地球から43億キロ離れた海王星付近で消息を絶ってしまう。時が流れ、エリート宇宙飛行士として活躍するロイに、軍上層部から「君の父親は生きている」という驚くべき事実がもたらされる。さらに、父が進めていた「リマ計画」での、反物質装置によりサージが引き起こされた可能性があり太陽系を滅ぼしかねない危険なものであることを知らされる。ロイは軍の依頼を受けて父を捜しに宇宙へと旅立つが・・・。宇宙の映像が素晴らしい、ピットの演技も称賛に値する怒りと悲しみの緻密な表情と感情表現で良い。父と子の関係を考えるのによい映画だ。月での資源獲得のための紛争が近未来でも続いてる設定にも考えさせられた。


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