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A賞監督賞受賞  映画『ハート・ロッカー』

2010-03-08 | 映画
2008年米映画、原題「The Hurt Locker」監督は女性のキャスリン・ビグロー、今年度アカデミー賞監督賞作品賞脚本賞他計6冠受賞。
2004年、イラク・バグダッド郊外でのアメリカ軍の危険物処理班(特殊部隊EOD)の活躍を描く。
任務から外れるまで残り39日になった処理班は街中に仕掛けられた爆弾の解体、爆破の作業を進めていた。だが、準備が完了し、彼らが退避しようとしたそのとき、突如爆弾が爆発した。
罠にかかり殉職した隊員に代わり、また新たな命知らずな奴が送り込まれてきた。
これまでに870以上の爆発物を解体処理しているジェームズ2等軍曹(ジェレミー・レナー)がEODの新リーダーとして赴任してくる。
部下となったサンボーン(アンソニー・マッキー)とエルドリッジ(ブライアン・ジェラティ)は、恐れ知らずのジェームズにより、これまで以上の危険にさらされることになる。
地獄の炎天下、処理班と姿なき爆弾魔との壮絶な死闘が始まる。
まさに監督の意図する「戦争の一部を見る人に体感してもらうこと」を実感。
こんなに危険な仕事(賭け)に毎日毎日携わるなんてとても出来ない。
まして暑い中東の誰が見方か判らない他国でサバイバルなんて真っ平です。
映画はヨルダンで撮影したとか手に汗握る音と映像のリアル感のある戦争サスペンスでした。
人の体内に埋め込まれた人間爆弾を見つけるシーンには吃驚した。
映画「アバター」とは違って今現実にイラクで起きている事実を映画化した意味ではアカデミー賞は納得できる。


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