2月12日午後、国際交流会館で、セミナー「イスラムと生活」が開催されました。 100名近くの皆さん(いや、それ以上...)にお集まりいただきました。このセミナーは、毎年、KICと共催で開催されていますが、宗教という観点から私たちの社会を考えることを目的としています。日本では、宗教というものが、あまり社会の中で意識されておりません。一方、世界各国では、キリスト教、イスラム教、仏教が社会、そして生活に大変密着して存在しているところが多くあります。この宗教と生活を考えることで、多文化共生社会について知る機会となりました。今回は、熊本にお住まいのイスラム教徒の方々に加え、NHKのテレビアラビア語会話のネイティブゲストスピーカーのリーム・アフマドさんにもご来熊をいただき、お話しをいただきました。
それでは、イスラム教について触れてみます。 イスラム教とは、アラビア語で「アッラー」と呼ばれる唯一神に絶対的に服従することをその根本教義としています。アッラーは万物を創造し、全宇宙と地上の森羅万象を超越した神となります。6つの信念と5つの義務が重要となります。
6つの信念:
(1) 唯一・絶対神 アッラー
(2) 天使
(3) アッラーからの掲示
(4) アッラーから掲示を受けた人々
(5) 世界の終わりと来世
(6) すべての人の運命が神によって定められていること
5つの義務(柱)
(1) シャハーダ(信仰告白)
(2) サラート(1日5回の礼拝)
(3) ザカート(喜捨)
(4) サウム(断食)
(5) ハッジ(巡礼)
唯一神... ユダヤ教、キリスト教... アダム、イブラヒム、イサク、ヤコブ、ヨセフ、モーゼ、ダビデ、イエス... 多くの預言者たち... そして、最後の預言者として、ムハマドが位置づけ、アッラーの集大成とも考えられている。
キリスト教とイスラム教は、同じに神なのである。
イスラムの啓典はクルアーンである。 1400年前に書かれたクルアーンに科学的な真理が書かれていた...
今、振り返ると、聖書については読む機会も多い... ノアの箱舟など映画等でも紹介されいる... 一方、これに比べると、クルアーンを読む機会は滅多にないのではないだろうか... クルアーン... ゆっくり紐解きたい書である
リームさんのお話し ... イスラムと女性... イスラム教では、男女はそれぞれにその存在を補い合っている... 男女は、その性別として... 体の作りとして、すべてイコールではない。 ジェンダー的な平等であるが、性別的には、その違いを補い、助け合うべきである、という... 男女、それぞれに重要な役割を持っているのである。 最も大事なことの一つ.. それは家庭である。 女性は、その大切な家庭を守る大切な役目を持っているのである。 決して社会から疎外されているのではないのだ。
ムスリムの女性は、よくフェシバ(ベール)を纏われている... 肌をむやみに見せない。変なことはしません...という意思表示でもある。 一貫していえることは、男女は平等であるということである
イスラムが言及される時、テロとのつながりはニュースで取り上げられる... イスラム教では、一人を殺すことは全人類を滅亡させることを意味する。 ムスリム = テロリストではない。 テロリストは、その人個人の問題である。
午後1時から始まった本セミナー... 夕方4時30分過ぎに終了した。その後は、参加者が一緒になって、会場の後片付けをした.... リームさんの周りには、子どもたちが集まって、記念写真をパチリ... 和やかな雰囲気の中、異文化相互理解、国際交流が大いに図られました。
それでは、イスラム教について触れてみます。 イスラム教とは、アラビア語で「アッラー」と呼ばれる唯一神に絶対的に服従することをその根本教義としています。アッラーは万物を創造し、全宇宙と地上の森羅万象を超越した神となります。6つの信念と5つの義務が重要となります。
6つの信念:
(1) 唯一・絶対神 アッラー
(2) 天使
(3) アッラーからの掲示
(4) アッラーから掲示を受けた人々
(5) 世界の終わりと来世
(6) すべての人の運命が神によって定められていること
5つの義務(柱)
(1) シャハーダ(信仰告白)
(2) サラート(1日5回の礼拝)
(3) ザカート(喜捨)
(4) サウム(断食)
(5) ハッジ(巡礼)
唯一神... ユダヤ教、キリスト教... アダム、イブラヒム、イサク、ヤコブ、ヨセフ、モーゼ、ダビデ、イエス... 多くの預言者たち... そして、最後の預言者として、ムハマドが位置づけ、アッラーの集大成とも考えられている。
キリスト教とイスラム教は、同じに神なのである。
イスラムの啓典はクルアーンである。 1400年前に書かれたクルアーンに科学的な真理が書かれていた...
今、振り返ると、聖書については読む機会も多い... ノアの箱舟など映画等でも紹介されいる... 一方、これに比べると、クルアーンを読む機会は滅多にないのではないだろうか... クルアーン... ゆっくり紐解きたい書である
リームさんのお話し ... イスラムと女性... イスラム教では、男女はそれぞれにその存在を補い合っている... 男女は、その性別として... 体の作りとして、すべてイコールではない。 ジェンダー的な平等であるが、性別的には、その違いを補い、助け合うべきである、という... 男女、それぞれに重要な役割を持っているのである。 最も大事なことの一つ.. それは家庭である。 女性は、その大切な家庭を守る大切な役目を持っているのである。 決して社会から疎外されているのではないのだ。
ムスリムの女性は、よくフェシバ(ベール)を纏われている... 肌をむやみに見せない。変なことはしません...という意思表示でもある。 一貫していえることは、男女は平等であるということである
イスラムが言及される時、テロとのつながりはニュースで取り上げられる... イスラム教では、一人を殺すことは全人類を滅亡させることを意味する。 ムスリム = テロリストではない。 テロリストは、その人個人の問題である。
午後1時から始まった本セミナー... 夕方4時30分過ぎに終了した。その後は、参加者が一緒になって、会場の後片付けをした.... リームさんの周りには、子どもたちが集まって、記念写真をパチリ... 和やかな雰囲気の中、異文化相互理解、国際交流が大いに図られました。