2月24日(金)熊本市現代美術館で、熊本ユニセフ協会主催「ユニセフ講演会 ~ 国際協力の過去、現在、未来」が開催されました。 講演者は、西野桂子さん(元ユニセフ職員)
西野さんは、熊本のご出身... 過去、幾つかのターニングポイントを乗り越え、現在はODAにおける社会開発コンサルティング会社、またNPOで国際協力の人材育成を進められている。さらに、早稲田大学大学院、関西学院大学で開発論等をご教授されている。
ユニセフ活動をしている多くの高校生、大学生が参加をしていた、そして、彼らの多くのメッセージがあった。今、国際化なくして地域社会の存在もありえない。地方と海外の各国と直接、つながっている... このような視点から大きな世界へ飛び出していく君たちへ... 日本人はなかなか自分をPRすることがうまくない... 10の能力があってもプレゼンでは、10のうち一しか話さない。 ここぞと言う時は、女優(男優)になって、自分を大きく見せることも大事だ...
そして、学生時代に、インターンなど社会の中で、海外や国際協力に関係している実体験をすることを勧めます。
国際に関する仕事をする時の能力... コミュニケーション力.... 他にも、何処でも寝れる、.... きっと、みんなに可能性がある
西野さんのお話しの中で、気になったこと...
1)途上国... バングラデシュ ダッカの現状を見たとき(30年前のこと)、人間が人としての生活をしていない... 何も出来ずに死んでいく... 法律があっても機能していない... ユニセフ、国際機関は、その国政府に対して働きかけていく... 直接現場には働きかけない... 一方、日本が国際協力で、1980年代後半~世界のトップドナーとなった... ここでも何かが足りたい それは、人とのかかわりであった... 国際協力をより効果的に進めていくには、人のかかわりを作っていくことが重要である。
2)日本の凄いところ... どんな田舎に行っても水道がある... 海外の方々が吃驚する点である、確かに... BHN ベーシック・ヒューマン・ニーズ、教育、安全な水へのアクセス、医療... が全国へ行き渡っている国なんて、そうないんです... 富みがうまく分配されている国...
3) これから大事になっていくこと - 人間開発、良く言われていることだが、持続可能な開発、参加型開発、リアルタイムの国際化(グローバリゼーション)
4)現在、遠く離れた他国の事件は、世界の社会へ広く影響を与える... タイの洪水 → 日本の社会へ影響を与えた。 逆に、国内で行われていることが海外へ拡がっていく... 国内の道路整備、この技術者は国内での業務を想定していたが、今、途上国の道路建設に係わっている...
5)国際協力の技術、ノウハウ → 国内の案件にも活用できる。 3.11 東日本大震災での被災地支援... 国際協力NGOが途上国の現場で行っていることが、そのまま、それも効果的に被災地での支援になった。
6)国際協力は多様化している。 様々なニーズがある、これに対応できるNGOの専門性、力が要求されている。
7)今、広い範囲アジアとの共生は歌われている.... 一方、日本としては共生を考えると同時に、アジア各国との競争に耐えうる力をつけなければならない。 若い人たち... 仕事... 国際化していく、そして競争はもはや国内だけではない、アジア、世界を相手にできる力をつけることが要求される。
8)BOPビジネス (BASE OF PYRAMID) 社会の層でいくと底辺の層を意味するBOP、でも、ここに属する人たちもは購入意欲を持っている。ココにビジネスを作ることでBOPは発展をしていく、さらにこのBOP層の働く場所を生み出すことが出来る。 でも、人口やインフラ... BOP的な取り組みでも発展が期待出来ない地域もあることは事実...
まだまだ、ポイントはありました... 私たちは、それぞれに可能性を持っています。考え、行動をすることが大事です。
西野さんは、熊本のご出身... 過去、幾つかのターニングポイントを乗り越え、現在はODAにおける社会開発コンサルティング会社、またNPOで国際協力の人材育成を進められている。さらに、早稲田大学大学院、関西学院大学で開発論等をご教授されている。
ユニセフ活動をしている多くの高校生、大学生が参加をしていた、そして、彼らの多くのメッセージがあった。今、国際化なくして地域社会の存在もありえない。地方と海外の各国と直接、つながっている... このような視点から大きな世界へ飛び出していく君たちへ... 日本人はなかなか自分をPRすることがうまくない... 10の能力があってもプレゼンでは、10のうち一しか話さない。 ここぞと言う時は、女優(男優)になって、自分を大きく見せることも大事だ...
そして、学生時代に、インターンなど社会の中で、海外や国際協力に関係している実体験をすることを勧めます。
国際に関する仕事をする時の能力... コミュニケーション力.... 他にも、何処でも寝れる、.... きっと、みんなに可能性がある
西野さんのお話しの中で、気になったこと...
1)途上国... バングラデシュ ダッカの現状を見たとき(30年前のこと)、人間が人としての生活をしていない... 何も出来ずに死んでいく... 法律があっても機能していない... ユニセフ、国際機関は、その国政府に対して働きかけていく... 直接現場には働きかけない... 一方、日本が国際協力で、1980年代後半~世界のトップドナーとなった... ここでも何かが足りたい それは、人とのかかわりであった... 国際協力をより効果的に進めていくには、人のかかわりを作っていくことが重要である。
2)日本の凄いところ... どんな田舎に行っても水道がある... 海外の方々が吃驚する点である、確かに... BHN ベーシック・ヒューマン・ニーズ、教育、安全な水へのアクセス、医療... が全国へ行き渡っている国なんて、そうないんです... 富みがうまく分配されている国...
3) これから大事になっていくこと - 人間開発、良く言われていることだが、持続可能な開発、参加型開発、リアルタイムの国際化(グローバリゼーション)
4)現在、遠く離れた他国の事件は、世界の社会へ広く影響を与える... タイの洪水 → 日本の社会へ影響を与えた。 逆に、国内で行われていることが海外へ拡がっていく... 国内の道路整備、この技術者は国内での業務を想定していたが、今、途上国の道路建設に係わっている...
5)国際協力の技術、ノウハウ → 国内の案件にも活用できる。 3.11 東日本大震災での被災地支援... 国際協力NGOが途上国の現場で行っていることが、そのまま、それも効果的に被災地での支援になった。
6)国際協力は多様化している。 様々なニーズがある、これに対応できるNGOの専門性、力が要求されている。
7)今、広い範囲アジアとの共生は歌われている.... 一方、日本としては共生を考えると同時に、アジア各国との競争に耐えうる力をつけなければならない。 若い人たち... 仕事... 国際化していく、そして競争はもはや国内だけではない、アジア、世界を相手にできる力をつけることが要求される。
8)BOPビジネス (BASE OF PYRAMID) 社会の層でいくと底辺の層を意味するBOP、でも、ここに属する人たちもは購入意欲を持っている。ココにビジネスを作ることでBOPは発展をしていく、さらにこのBOP層の働く場所を生み出すことが出来る。 でも、人口やインフラ... BOP的な取り組みでも発展が期待出来ない地域もあることは事実...
まだまだ、ポイントはありました... 私たちは、それぞれに可能性を持っています。考え、行動をすることが大事です。