Smile Station

スマイルステーション、国際ボランティアワークキャンプ等で活動する高校生のブログです。

羽賀友信さんの講演@グローバルワークキャンプ

2014-08-20 20:25:43 | その他、スマイル情報
 19日(火)阿蘇青少年交流の家でグローバルワークキャンプが始まりました。あいにくの雨...  でも、みんな元気一杯です。

 少し遅れて2時から 長岡市国際交流センター長 羽賀友信さんの基調講演が始まりました。


Dsc04997




 まずは、いろんな違いを受け入れよう、そこから見えてくるものがある....とお話しをされました。
 例えば、時間を大切にする日本人 ... 通時性。 
 一方、通事性ということが常識の国もある。 
 会議の時間、その会議に行こうとしたとき、何十年ぶりの友人とバッタリ会った。話しをしていると会議に遅れてしまう。その友人は。今話さないと、今晩には別の国に飛び立ったしまう... 会議と友人、どっちを優先する?? 
 日本人なら、特に仕事中の会議なら、会議を優先するだろう... 
でも、友人との再会を大事にする民族もある... 通事性。(社会は、80%の偶然とご縁で成り立っている...)

 世界には様々な文化がある...  
 異なる視点で見るといろんなことが見えてくる...  
明るいところで蝋燭に火をつける. 誰も明るいと思わないだろう。
でも暗闇で蝋燭に火をつけたら、みんな、明るくなった!と思うだろう... 

 言語... 勉強として学ぶ言語はなかなか身に付かない(もちろん、意識的に学習する人は別)。 
 でも、その言語が、生活に必要不可欠なら話しは別である。 中東の学校の子ども達、みんな、英語がネイティブでない... でも、きちんと英語が話せる.. 英語が出来ないと、いろんな情報が入ってこない、英語が死活問題となる... 

 世界には地雷原と隣り合わせの生活をしている人たちがいる。 家の隣が地雷原... 
 そんな地域の学校での最初は、地雷の見分け方、道の歩き方を学習する... 
まさに生き抜くことを学ぶことから始まる。 ある意味、悲しいことである。

 戦場下で暮らす子ども達にとって... 爆撃と花火が交差する... 花火が彼らにとっては恐怖をフラッシュバックさせることかもしれない...

 そんな違いを知るとき、世界の現実が見えてくる... そして、自分が置かれている社会も見えてくる...

 今を生きることに、人として生き抜くのに必要となることは:
1.感性を磨く
2.考える
3.行動する

 羽賀友信さんは、9月1日、熊本市国際交流会館の20周年記念イベントでも、基調講演をされます。 
 詳細は次のとおりです。



2

 本シンポジウムでは、熊本から海外、広い世界で活躍されている方々によるパネルディスカッションもあります。
今の世界を考える素晴らしい機会です。 
 
 多くの皆さんのご参加をお待ちしています。

問合せ 熊本市国際交流振興事業団 電話 096-359-2121
メール pj-info@kumamoto-if.or.jp










コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする