ノバラ～山庭から

最近、気になるのは自然の中で咲いているノバラです。
よく山庭に行く途中の道端にも咲いていますし庭のすぐ横にも以前から
咲いていました。自分の庭の植物ばかり見てたのでまわりに自生するこれらの
ノバラのことを見過ごしていました。。。。
あるときミントさんに「山のノバラを少し観察してきてね」って言われて
ハタと空を見上げたら庭の横の枯松を何ｍも這い登ってみごとに白い可憐な
花を満開に咲かせていたのです！驚いてその下に急いで行きました。
薄暗くて日が差さないので根元のほうは、葉も花もないのですが上を見上げると
たくさんのまっ白の花がいっせいに咲いていましたよ。
この下に立つと淡いけど甘い香りが漂っています。とても、美しいと思いました。
なぜ、今まで気づかなかったのかと後悔するほどの花付きと香りです。
日光を求めて上へ上へと這い登ったのでしょう。
そのときは、満開でこの間行った時はもうすべて花は終わっていました。

　

　

私は、何という名前なのかはわかりませんが、よく見るノバラと違って
ふぁ～とした花びらがやさしく咲いています。ふつうのパチッとした花とは
違います。

次の花は、すこし経ってうちの山庭より標高の高いところの道端で咲いていた
ノバラです。もう他は、花が終わっていましたがここは、涼しいかったのか
いくつか花が残っていました。病気にもならずによいコンデションです。
枝を数本もらって匂いを嗅いでみました。やはり、さわやかな甘い匂いです。

　

　

ミントさんは、ミヤコイバラだったらいいなぁと書いておられます。
東北には、ないバラだそうです。すてきな名前です。
いろいろ検索しても私には、見分けがつきません。
誰にも知られずにひっそり咲いていた野生のノバラ、こんな魅力に気づかせて
くださったミントさんにお礼を言わなくては。。。。
もう、花は終わったけど来年は、しっかり見とどけようと思いましたよ。

おまけは、中の島バラ園のノバラ、日本のノイバラ”ロサ・ムルティフロラ”
房咲きで白から咲き進むと淡いピンクがさしてきます。
すごい花つきでしたよ。

　


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