自転車おやじのカリフォルニアゴールデン日記

ゴールデンレトリバーのジュリーのblogから、ロードバイクのブログへと衣替え。トライアスロンとサーフィンについても少し。

日本のテレビをリアルタイムで

2018-04-19 21:06:27 | サイクリング
我が家ではここ数年、TV Japanという日本のテレビが見れるチャネルを、Dish Networkという衛星放送サービスを通して視聴していました。TV Japanというのは、NHKの系列会社で、約8割くらいの番組は日本で放送されているNHKの番組です。残り20%は、民放のドラマ等の権利を取得して、このサービスを通して放送しているようです。毎月の料金は$25。安くはないですけど、まあ仕方ないかなぁと思っていました。


ところが、1か月前に知り合いから、「4月からTV JapanがDish Networkで見れなくなるみたい」という情報を得ました。「えっ? そんなの聞いてないよ」と思いましたが、TV Japanのホームページに行くと、確かに「近いうちに現在お使いの衛星放送サービスではTV Japanが見れなくなります」と書いてあります。


TV Japanのカスタマーサポートに電話して、詳細を問い合わせました。

(私)「Dish NetworkでTV Japanが見れなくなるって本当ですか?」
(TJ)「申し訳ないですが、その通りです。」
(私)「えっ? そんなの全く連絡ないんですけど、どういうことですか?」
(TJ)「契約上、直接カスタマーに連絡出来ないんです。」
(私)「そんなのちょっとひどいんじゃないですか? もしもホームページをチェックしなかったら、突然見れなくなっていたということですか?」
(TJ)「そういうことになります。」
(私)「突然サービスを停止したら、視聴者はとても困ると思います。大変なことになりますよ。」
(TJ)「分かっているのですが、契約の都合上、連絡出来ないのです。」


私は、本当に呆れてしまいました。結局、DishのライバルのDirecTVという衛星放送か、ケーブルTVにサービスを変更しないと視聴を続けられないということでした。カスタマー無視のプロバイダー変更って、本当にひどいと思いました。しかも全く連絡なしとはねぇ。


仕方なく、DirecTVへの変更をしようかなと調べていた時に、Facebookのフィードで、「日本のテレビ放送が全てインターネット経由で見れます」という広告が流れて来ました。そのサービスとは"LiveCa"というサービスです。


「本当かなぁ。何か怪しいサービスだなぁ。画質が悪いのでは? 合法ではないのでは?」と思いましたが、とりあえず1ヵ月サービスを試してみることにしました。


はっきり言って驚きました。日本の東京、大阪のキー局の地上波テレビ放送に加えて、Wowow等の衛星放送が全てリアルタイムで見れます。そして過去1週間分の番組もビデオオンデマンドで全て見れるのです。しかも画質も全く問題ありません。少し画質を落としたHDという感じですが、通常の視聴には全く支障がありません。


引き出しの奥に眠っていた古いiPhoneを引っ張り出して来て、このストリーミングサービス専用に使い、こんな感じでHDMIケーブルでテレビに繋いでいます。





本当に快適サービスです。現在はお試しの1ヵ月サービスなので、料金的には$47程度と割高ですが、1年契約にすると$35くらいになります。全てのチャネルを見れるということを考慮するとリーゾナブルなのではないかと思います。合法性はちょっと?なので、急にサービスが停止されるようなことがないといいのですがね。どうやら少なくとも3年くらい続いているサービスのようなので、大丈夫ではないかと思います。


今も日本のテレビを見ながらこのブログを書いているのですが、こっちのゴールデンタイムは、日本のワイドショーの時間帯になります。さっきからずっと、例の財務事務次官のセクハラ事件のことが流れています。


それにしても、あのセクハラ事件はヒドイ。アメリカでは考えられないことです。あの発言は、セクハラ以上のものがあります。あれほどの地位の人が、あんなこと言うなんて、尋常ではありませんね。


アメリカ(特にカリフォルニア)では、企業に社員へのセクハラ教育が義務付けられています。従業員は1年に1回、オンラインでのセクハラ教育のコースを受講する必要があります。このコースでは色んなケーススタディが示され、「こういうことをしたら、セクハラになるよ」というのを徹底的に叩き込まれます。仕事の立場を利用してデートに誘ったりするのはもちろんのこと、異性の容姿についてふれるのもセクハラと見られます。


例えば、「ちょっと痩せて綺麗になったんじゃない?」とかいうのもアウトです。日本の社会ではありそうな感じもしますが、アメリカではダメです。相手の容姿を観察しているとみなされるからです。「頑張ってる?」とか言って、肩に手をかけるなんて、もっての他。即セクハラで訴えられるでしょう。その他、仕事で異性と話す時に、相手の身体を見るというのもアウト。私も、仕事で女性と話す時は、顔を見て話すように心がけています。


以上のようなことは、社内の人間だけではなく、取引先の社員の人とかにも適用されます。だから、仕事上の記者との会話で、例の財務事務次官のような会話をするなんて、もってのほかです。お役所ももっとセクハラ教育をしないとダメですね。「今はそういう時代なんですかねぇ」というコメントには本当に呆れてしまいました。


さて、元気なHaru子。この子は本当に寝ない。





Julieは多分一日18時間くらいは寝てたと思いますが、Haruは周りに誰かが居る限りほとんど昼寝をしません。私がバイクライドのために5時くらいに起きても、すでにお目めパッチリです。昼間誰もいないときはさすがに昼寝しているんでしょうかねぇ。


今日はサイクリングネタなしのブログでした。悪しからず。


では。